2011年12月22日木曜日

「クリスマスなんかなくなればいい」


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● ジングルベル



NICHIGO PRESS 2011年12月21日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/32406/

「クリスマスなんかなくなればいい」
若者に不人気なクリスマスと調査結果

12月21日付で発表された調査結果によると、若者の5人に1人は、「クリスマスがなくなればほっとする」と答えている。

全国的な若者の精神衛生財団「Headspace」が500人強の若者を対象に調査したもので、
 「クリスマスと元旦は、憂鬱と孤独感と家族間の葛藤が厳しくなる時期
と答えている。
また、3人に1人が
 「クリスマスが来ると普段より気分がひどくなる」
と答えており、5人に1人が
 「クリスマス休暇がなくなればほっとするだろう」
と答えている。
 特に18歳から25歳の年齢層がもっともクリスマスを嫌悪しており、回答者の40%が
 「クリスマス・シーズンは不幸になる
と答えているが、18歳未満では、この回答は20%程度だった。

さらに、クリスマスが嫌いな理由として 「家族間の葛藤」を挙げているのが60%にのぼり、また半数以上が経済的に苦しくなりことを挙げている。
 Headspaceのクリス・タンティCEOは、
 「クリスマスは本来家族が集い、お祭り気分を楽しむ時季ということになっているのだが、若者の場合は必ずしもそうではない。
 クリスマスはプレゼントを交換し合う時だが、親はこの機会を利用し、子供達にもっと意味のある贈り物、会話を交わし、子供達がうまくやってゆけているかどうかをチェックすることが大事だ」
と述べている。(AAP)


話がずれているような気がする。
「クリスマスはプレゼントを交換し合う時だが、
親はこの機会を利用し、子供達にもっと意味のある贈り物、会話を交わし、子供達がうまくやってゆけているかどうかをチェックすることが大事だ
という 
その考え方がクリスマス嫌いにさせているのではないのか
この方、そのことがまったく分かっていないようである。
ということは、これからもクリスマス嫌いは続くということになる
ということだろう。




NICHIGO ONLINE 2011年12月23日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/32490/

VIC、クリスマスは家庭内暴力の季節  
10分に1回の割で警察が出動

先日、若い世代がかなりの比率でクリスマスを嫌っているという調査結果が報道されたが、12月22日付でVIC州警察が発表した数字は、若者のクリスマス離れがこの時期の家庭に問題があることを示している。

クリスマスが人々の平和と善意の日であるなら、VIC州民にはそのメッセージがほとんど通じていないとも言える。
2010年のクリスマス・デーには、VIC州警察は、10分間に一度の割合で家庭内暴力の通報を受信、出動した。
VIC州警察長官に就任して間もないケン・レイ氏は、2010年12月の家庭内暴力は州全域の警察への訴えがあっただけでも3,500件を数え、ピークはクリスマス・デーの126件の暴行事件だった。

フェアファクス系ラジオのインタビューに対して、レイ長官は、
「昨年の12月25日には、10分に1回、州内のどこかの家庭で女性や子供が家族から暴力を受けたり、暴力で脅された。
警察官がどこかの家庭を訪れ、暴行を受けた被害者を見たり、怯えきっている人達を見たり、家族の一員を家庭から保護し、子供を家庭から引き離さなければならないというのは非常に残念なことだ。
しかも、それがクリスマスの日に最高潮に達するのだから。
多くの家庭が様々なプレッシャーを感じており、クリスマスの日にそれが噴き出し、往々にして家族が傷つくことになる。
家族問題、経済問題、アルコール中毒などが引き金になることが多い。
また、正午から午後8時にかけて、家族が集まる頃、子供達が楽しい思いをするはずの時間帯に一番トラブルが起きやすい」
と語っている。
また、警察は、児童保護機関その他の団体との協力体制を組んでクリスマスに備えているが、みんなが平和なクリスマスを過ごせるようお願いしたい、と呼びかけている。(AAP)


かわいそうな私の国。
建前と本音が軋みはじめている。








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