2011年9月18日日曜日

2011 ゴールドコースト マルチカルチュラル フェステイバル(Ⅰ)

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● 2011 Gold Coast Multicultual Festival


 昨年は霧雨模様で、2,30分もいないで帰ってきた。
 が、今回は逆にこの時期では珍しいほどの暑さ。
 出演者はフーフーである。
 普段は飲まないのだが、今回だけは着いてすぐに2ドルでミネラルウォーターを買って、喉を潤しながらの見学である。

 このイベントは数年前に始まったが、最初は5ドルの駐車料金をとってやった。
 だが、その割には盛り上りに欠けていた。
 ために、その後は市役所の庭でささやかにということになった。
 もちろん、駐車料金徴収も撤廃。

 なにしろ参加者が少ない。
 マルチカルチュアルと銘打つわけなら各民族のコミニテイーの参加が期待されていいわけだが、ヨーロッパ系はまるっきりそっぽを向いてしまっている。
 しかたがないので、ジャパン・ソサイアテイ(日本人会)がメインスポンサーといった形になって運営されることになってしまった。
 ために、出し物ステージはメインとワークショップのほかにジャパニーズ・ビレッジとなった。
 ジャパニーズ・ステージでは踊りから古武道まで出突っ張りで何かイベントをやるから、日本人にとっては、楽しくで面白くていいが。
 だが、これでは見た目まるでジャパンフェステイバルで、それに各民族が応援協賛という形で出し物を演じるといった塩梅に思えてしまう。
 たとえば、2009年のパンフを見てみよう。


 
 左側に「Japanese Village」と「 Saudi Villege」の2つがある。
 この2つがコミュニテイスポンサー。
 サウジ・ビレッジだがテントがあるだけで数人のアラビア人がいるだけ。
 別に何のパフォーマンスも行われていない。
 ではこのサウジアラビアのスポンサーとは誰か。



 「スチューデント・クラブ」つまり「留学生学生会」。
 単におそらく寄付スポンサーなのだろう。

 さほどに哀しいマルチカルチュアル・フェステイバルだが、今年は強力な助人が現れた。
 「ゴールドコースト韓国人会」である。
 



 韓国人会の参加により、ジャパニ-ズ・ビレッジは「アジアン・ビレッジ」へと名称が変更することになった。
 ここでは、日本人と韓国人のパフォーマンスが交代で一日みられるというわけである。

 では、アジア人最大の移住人口を誇る肝心要のチャイニーズ・コミュニテイはどうなっているのか。
 参加したのは「法輪功」である。
 でもこれたしか中国当局からは反政府組織に指定されていると思うが。
 つまり、チャイニーズ・コミュニテイはこのフェステイバルにはヨーロッパ各国とおなじようにそっぽを向いているというわけ。



 法輪功の後に演じられた中国「Lion Dance」を。


● 中国舞踊


 今回のパフォーマンスの中で、ナンバーワンをあげたいのが「上を向いてあるこう」
 ミュージックカフェのテントでやっていたので、きれいに頭から撮ることができなかった。



 こういう文化的催し物でもポリスが出張ってきている。
 日本なら警察官が会場をウロウロされたら興ざめになってしまうのだが。
 ここの警官、屋台のテントいって
 「スシ、スリー」
というから驚き桃の木ポリスの気ある。
 今日はイベントが大きいのでポリス的パフォーマンスで騎馬警察が出ていた。








 <まぐろの目玉> 




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