● 新カナダ紙幣
インターネットをのぞいていたら出てきたのが下の記事。
カナダでプラスチック紙幣が出たと驚いている。
こんなの驚くほどのことかね。
こちらでははるか大昔から紙幣はプラスチックなのだが。
よって、はるか昔から偽造は不可能になっている。
ただ、カナダが遅れていただけではないのだろうか。
日本に行っていつもは思うのは日本のお札の貧相さ。
なんて貫禄のない、薄っぺらな、チャチなお札なんだろう、と愕然とする。
駄菓子屋で売ってそうなシロモノ。
あまりに過度に印刷技術にたより過ぎて、基本的な変革ができない、ということが聞いたことがある。
つまり精巧な絵柄を描くことができるというのが、お札の技術だと大蔵省あたりは思い込んでいるらしい、とのこと。
芸術的図柄を描けることに価値を見出しているようである。
技術進歩の時代に、まだまだ紙にしがみついている
というのは、あまりに知性の貧困。
『
ロケットニュース24 * 2011年11月24日
http://rocketnews24.com/2011/11/24/155626/
カナダでプラスチック製の新100ドル札の流通がスタート!
見た目だけじゃなく偽造防止技術もスゴイ!
先週、カナダで新100ドル札の流通がスタートした。
その100ドル札、なんとプラスチック製である。
その光沢感あふれるクールな見た目がまず目につくが、すごいのは見た目だけではないらしい!
ということで、カナダ国外からも注目を浴びている新100ドル札の特徴をまとめてみた。
①..紙に比べて耐久性は2倍以上! リサイクルもできる「エコ紙幣」
合成樹脂を使用したプラスチック紙幣が紙製の紙幣と比べて優れている点として、まず耐久性があげられる。紙製の紙幣よりも2倍以上の期間長持ちするといわれる。
さらにはリサイクルもできる。
まさに時代のニーズを反映した「エコ紙幣」と言えよう。
②..透明窓付きのクールなデザイン
そして、見た目もやっぱりかっこいい。
プラスチックならではの表面の光沢感に加え、2箇所の「透明窓」にはカナダのシンボル、メープルの葉や肖像画、建物の絵が印刷されている。
そしてメインを飾るのはカナダの第9・10代首相サー・ロバート・ボーデン氏の紳士なお顔。
なんともクールなデザインだ。
③..徹底した偽造防止技術
今回の新100ドル札の最も大事なポイントは優れた偽造防止技術にある。
特殊なインクや見る角度によって色が変化するホログラフィー技術、透明窓にはある角度からでしか読み取れない「秘密の番号」が埋め込まれるなど、徹底した偽造防止対策が施されている。
ここまでやれば簡単には偽造できまい!
以上の通り、カナダの新100ドル札の特徴を簡単にまとめてみたが、デザインも技術も優れたクオリティの高さにツッコミどころも見つからない。
「より安全、安価、環境に優しいこの新紙幣は全てのカナダ人が誇るべき21世紀の偉業だ」
とのカナダ銀行総裁による誇らしげなコメントにも納得である。
ちなみに同様技術は来年には50ドル、20ドル紙幣に、2013年末には5ドル、10ドル紙幣に導入される予定だそうだ。
機会があれば、ぜひ実物を見てみたいものだ。
Bank of Canada: The New $100 Note
』
ちなみに、これが手持ちのオーストラリアの50ドル紙幣だが。
お札のことを「note」という。
「ノート」ですよ、ノート。
あまり100ドル紙幣は出まわっていないので、とりあえず50ドル紙幣を載せてみました。
左の星のある白い部分は透明で向こう側が見える。
その部分に「50」と刻印されていて、盲人でもてざわりでわかるようになっている。
そうとう以前のことだが、あまりに偽造されやすいので新しい紙幣がアメリカで作られた。
そのニュースを聞いたときプラスチックになったかなと思ったら、相変わらずの紙幣だった。
アメリカも日本も紙幣に関しては相当に遅れている。
なにしろ、お金というのは「大事なものにしてひどく汚いもの」。
いろいろな人の手を渡ってくる。
お金の基本的な要求の一つは清潔であること。
できれば「洗濯できること」。
日本の紙幣は洗濯できない。
なんとも汚いことおびただしい。
記憶があいまいなのだが、中国で「Sars:サーズ」が流行ったときお金が媒介になって病原菌が拡散しているのではないかということで、いっとき紙幣の流通が止まったとか止まらなかったとか言う話を聞いたことがある。
保菌者だってお金は使うのである。
日本は清潔国家だからいいが、途上国や後進国ではお金が十分に病原菌の運び屋になる可能性がある。
プラスチック紙幣の問題点は、紙にくらべてはるかに製造コストがかかること。
つまり、紙は安いが、プラスチックは高いのである。
お金がかかるからいまのままにしているのかもしれない。
このことからも「日本の紙幣は安物」だとわかる。
安物の汚いお札を市中に流通させている日本政府にコスト感覚はあっても、決して衛生観念があるようには思えない。
言い換えると国家の品格が疑われる。
「いや、あれはお金がかかるので、我が国は貧格国家ですから」
ごもっとも。
今日は珍しいことにオーストラリアを褒めました。
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_その後_
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中国の記事が面白かったので載せてみます。
『
サーチナニュース 2011/12/28(水) 10:03
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1228&f=national_1228_028.shtml
【中国BBS】日本の紙幣は健康に良い? 中国で流れるうわさ話
中国大手検索サイト百度の掲示板に
「日本の紙幣を触ると体にいいって本当?」
というスレッドが立てられた。
スレ主のこの疑問に対してさまざまな意見が寄せられている。
以下に日本語に翻訳紹介する。
( )は編集部による素朴な感想。
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● スレ主:Vo19oV
ガイドが言うには、日本の紙幣は世界一清潔なんだとか。
磁石粉末でできているから汚くならないけど、コストがかかっていて、でもそれゆえに偽札もなく、安心して紙幣を手にすることができるらしい。
そして、磁石なので手の温度で紙幣は少しずつ曲がるらしい。
多くの日本人が紙幣を胸のあたりに置くのは、健康にいいからだそうだ。
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● 北塘紫萱
それって本当?
● 千鶴妹子
キレイなのは日本人の衛生習慣ゆえだろう。
● せんとう
だからみんなお金を数えるのが好きなんだ~。
一つ勉強になった。
● 財法侶地
偽札がない!?
(偽札が普通に横行している中国からしたら信じられないことでしょうね)
● takadanobaba
紙幣はいつだって世界で一番汚いものだ。
しかも各種ウイルス付き。
80%のドル札には薬物の残留物があるんだって。
無数の人が触り、無数の病人が触ったものが清潔なわけないだろ。
頭を使え。
● 伴天涯2
本当にそんな紙幣があるならいいねぇ!
よだれを垂らしても安心だ(笑)
● 阿蒙L
それが本当なら、日本人というのはスゴイな。
● 喜歓桜花馬
日本の紙幣はキレイだ。
しわが全然ない。
(中国の紙幣はよれよれで汚いものが多いですね)
』
日本のお札が健康によい !
ありえん !!!!!!
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