● google画像からワンミリオンダラー:ラスベガスでの賞金の展示だそうです
最近オーストラリアドルとUSドルは同等になってきている
昔は7割から3/4くらいだったのだが
『
NICHIGO PRESS 2011年11月22日
http://nichigopress.jp/ausnews/law_news/30714/
QLD、日本人ビジネスマン懲役刑受ける
100万ドル超える脱税で豪華な生活送り
11月21日、ブリスベン地裁で、112万ドル脱税容疑の日本人被告人が2年の懲役刑を言い渡された。
ブリスベン地裁での検察側の陳述では、ジョー・タツオ(52)被告人は、巨額の脱税を目的に、会計士とスキームに入り、6年間にわたり、金を海外の口座に送った。
一旦海外口座に振り込まれた金は複雑な経路をたどって、ジョー被告と妻の名義になっている口座に振り込まれていた。
マイケル・カール検事は、
「この犯行は意図的で計算されたもの。
摘発を逃れるため、巧妙に組み立てられたスキームだ」
と述べている。
ジョー被告は日本生まれだが、ゴールド・コーストのソレント在住で、8回にわたり虚偽の所得税申告を提出、ごくわずかな税金しか払っていなかった。
裁判で、陪審団は、同被告の9件の罪状について有罪の評決を下した。
カール検事は、
「この犯行の動機は、金に困ってというわけではなく、単に貪欲からだ。
ビジネスで成功しており、非常に贅沢な生活を送っていた。
家屋を解体して新築しなおした自宅は、4寝室、4浴室、ホーム・シアターも備えた2階建て。
その上ガレージにはメルセデスベンツが2台、敷地に沿った水際にはボートももやってあった」
と述べている。
判決に際して、ケリー・オブライエン判事は、被告人がすでに$955,000の罰金を支払っていることを酌量し、
「この法廷に提出された証拠によれば、犯行の結果、君にはかなりの額の可処分所得があり、非常に高い質の生活を送ることができた。
しかし、現実には、君と君の会社は当該期間ほとんど税金を払っていなかった。
この犯罪行為のため、公金にかなりの損失が生じた。
このような行為は抑止しなければならない」
と述べ、ジョー被告に懲役4年、最低無保釈期間2年を言い渡した。(AAP)
』
「最低無保釈期間」ってなんだろうと思って調べたのだが、出ていない。
最低2年はシャバに出られないという意味だろうか。
それとも執行猶予からみだろうか。
「無保釈期間」も出ていない。
オーストラリア特有の法律用語なのかもしれない。
どちらかというと、やはり「2年はクサイ飯を食え」の方が当たっているように思うが。
こういうのよくある。
例えばアメリカの制度で「司法取引」というやつ。
「この罪を認めろ、そうすればこっちの方はチャラにしてやる」たぐいのもの。
厳正であるべき司法に、利益追求の取引を持ち込むという感覚。
「司法の尊厳」を著しく踏みにじるものだと思うのだが。
でもこの人、6年でワンミリオンダラー以上(112万ドルとは約1億円)の利益を隠していたという。
どんな商売をしていたのだろう。
団地の借家住まいと腐れビッツ。
その生活も悪くはないのだが。
風邪を引いたかな、頭の芯がキリキリと痛む。
<まぐろの目玉>