● 今年はじめのクイーンズランドの洪水
7news 2011-1-10
Flood Warning in Queensland 10th January 2011
おもしろい記事があった。
『
NICHIGO PRESS 2011年10月25日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/29556/
QLD水害での保険会社が最悪商品賞
消費者団体恒例、「まがい商品」大賞
10月25日、消費者団体「Choice」が毎年主催する「まがい商品大賞」で、QLD州の水害で大々的に関心を呼んだ分かりにくい保険会社の約款、減量鼻スプレー、勃起不能治療用ウズラの卵などが選ばれた。
今年6回目を迎える
「Shonky Awards(まがい商品大賞)」
は、劣悪品を意味する口語「lemon」トロフィー8本を、劣悪で疑わしく意図的に消費者を騙すような財貨や役務に贈った。
QLD、NSW、VIC州などの洪水では、読みづらい約款に
「自然現象による損害に対して保険金支払いをしない」
と定めている保険会社に非難が殺到した。
この他にもクリスタルを埋め込んだ赤ん坊用おしゃぶり、尻や太股の皮下脂肪を減らすと謳った下着などにレモン・トロフィーが贈られた。
Choiceでは、
「2011年の水害では、保険会社が責任を逃れ、3州の住宅保険加入者は、その時になって初めて、自分達が多額の保険料を払ってきた保険が役に立たないと気づいた。
保険会社の約款は、複雑怪奇な英語を濫用し、弁護士でさえ解読できない内容になっている」
と述べている。
消費者を意図的に誤解させる商品として大賞に選ばれたのは、$70もする「減量スプレー」のSensaSlimで、メーカーは
「このスプレーで食欲が減退する」
と謳っているが、Choiceは、
「この商品に効果があるという証拠は見当たらない」
としている。
● google画像から
Quail Kingdomのうずらの卵は1ダース$2.50で販売され、同社のウェブサイトでは、この卵が、結核からチェルノブイリ型の放射能、肥満にも効果があるとしている。
しかし、その効力を証明する臨床試験はなく、医薬部品にも記載されていない。
● google画像から
Peachy Pink下着は$55もするが、
「緑茶、桃、カフェインと溶け合っており、1日8時間、21日間にわたって着用すれば、皮下脂肪を取り除いてくれる」
と宣伝している。
● google画像から
クリスタルを埋め込んだ赤ん坊用のダミーは、Choiceの試験の結果、赤ん坊が喉を詰まらせる可能性がある。
また、「中国製乗用車ルーフ・ラックChery J1」は、「飾り目的」のまがいもの。
また、「アップル iPhone用Smurfs’ Villageアプリケーション」
も受賞した。(AAP)
[注].画像は記事にはないものです。
』
ここの保険、ひどいよ、本当に。
あまりのひどさに、だんだんかけるのをやめていくことになるとんでもない悪質なもの。
不良品というのは良品のなかにできの悪いのがあるのが不良品だが、ここの保険は悪質商品そのもの。
ありとあらゆる保険のすべてが悪質。
まあ、それで保険会社の社員を食わせてやって居ると思えばしかたがないともいえるのだが。
自動車保険なんぞはかけないほうがいい。
ただぼったくるだけ。
ピカピカ新車でボコンと凹んでいる車がある。
日本ならすぐに直すよね。
ここではよほどではないと直さない。
たいまいの保険をかけても、2千ドル以下の修理費には保険はでないのだ。
2千ドルというと日本円で16万円。
これだけだせば、相当な修理ができる。
保険をかけてあっても自分で直さないといけないという悲劇。
さらにすごいのは、ではもし3千ドルかかったらどうなるか。
2千ドルを超えた分の半額分の保険がでる。
つまり、たったの500ドル。
3,000ドルの修理を行うと2,500ドル自腹を切らないといけない。
これ、フルカバーの保険だよ。
先日、車を盗まれた。
なにしろ車社会。
車がないと身動きがとれない。
いっときレンタカーを借りた。
盗難保険にはレンタカーの費用も入っている。
が、借りておどろいた。
期間は2週間、まあこれはしかたがない。
その間に400ドル支払わないといけない。
つまり、盗難保険によるレンタカーカバーは400ドル自腹を切って2週間だけ、車が借りられるというわけ。
保険に入ってお金をぼったくられれば、世話がない。
なんでもかんでもこの手である。
オーストラリアでは保険をかけるな。
はっきりいって、ここの保険はインチキ商品である、と思っているが。
こんなインチキが当たり前に通用するほどに、ラッキーな国
だということでもある。
生活させてもらっているのだから感謝しないといけないのだが、ついついグチが出る。
保険なんて信用するな。
保険をかけるよりも自衛すること、ここではそれが一番である。
<まぐろの目玉>