● 北海道鷹栖町
先日、ちょっと引っかかった件について調べてみた。
それはゴールドコーストと姉妹都市を結んでいる町についてである。
一つは先にも述べた神奈川県湘南海岸市町、そしてもう一つが北海道鷹栖町。
ゴールドコーストは太平洋に面した海岸線を持つ街。
緯度的にはほぼ沖縄に相当し、暖かく過ごしやすい。
ビーチという特徴からおそらく、日本でそれに似合うところといえば湘南海岸か九十九里。
鷹栖町は北海道、それも上の地図でみるように旭川の隣。
よって完全な内陸街。
周辺には富良野があったりして、冬は完全に雪に埋もれてしまう街。
それがなぜ、ゴールドコーストと姉妹都市の関係にあるのか。
沖縄イメージの街が北海道イメージの街と姉妹都市。
世界ふしぎ発見
「謎?」
という訳である。
これが引っかかった件である。
Wikipediaに目を通してみる。
『
北海道のほぼ中央、上川盆地に位置している。
小高い丘に囲まれた小盆地状の地形。
町内はほぼ全域にわたって碁盤目状に道路が張り巡らされている。
鷹栖町(たかすちょう)は、北海道上川地方中部、石狩国上川郡にある町。
旭川市の北に隣接している。
かつてトンビやタカが多く、アイヌ語で「チカプニ」(大鳥が棲むところ)と呼ばれていたのを意訳して「鷹栖」の名がついた。
かつては水田単作であったが畑作への転換もすすみ、野菜の生産が多い。
ビーチという特徴からおそらく、日本でそれに似合うところといえば湘南海岸か九十九里。
鷹栖町は北海道、それも上の地図でみるように旭川の隣。
よって完全な内陸街。
周辺には富良野があったりして、冬は完全に雪に埋もれてしまう街。
それがなぜ、ゴールドコーストと姉妹都市の関係にあるのか。
沖縄イメージの街が北海道イメージの街と姉妹都市。
世界ふしぎ発見
「謎?」
という訳である。
これが引っかかった件である。
Wikipediaに目を通してみる。
『
北海道のほぼ中央、上川盆地に位置している。
小高い丘に囲まれた小盆地状の地形。
町内はほぼ全域にわたって碁盤目状に道路が張り巡らされている。
鷹栖町(たかすちょう)は、北海道上川地方中部、石狩国上川郡にある町。
旭川市の北に隣接している。
かつてトンビやタカが多く、アイヌ語で「チカプニ」(大鳥が棲むところ)と呼ばれていたのを意訳して「鷹栖」の名がついた。
かつては水田単作であったが畑作への転換もすすみ、野菜の生産が多い。
トマトジュース「オオカミの桃」は、道内はもちろん全国的によく知られており、1lで800円以上という高額ながら人気商品で品薄となっている。
人口約7千人。
自動車メーカーのホンダ鷹栖テストコースが有り、主にNSX、インテグラ等のスポーツモデルやCR-V等の4WD、北米向け車両の研究開発や車両の寒冷地走行テストが行われている。
』
なんと、寒冷地走行テストが行われる街。
とてもビキニパレードの行われる街とは一致点がない。
そこで、鷹栖町のホームページに入ってみる。
ありました、何で鷹栖町がゴールドコーストを姉妹都市なのかが。
『
北海道上川郡鷹栖町 ホームページ
http://town.takasu.hokkaido.jp/intro/shimaitoshi.html
■姉妹都市交流事業
この事業は、
「日豪両国関係の向上と世界平和に、重要な役割を担うものであり、地域住民間の文化事業発展と、利益となる多様な分野での交流推進に努める。」
ことに同意した上で、鷹栖町とゴールドコースト市間で実施されているものです。
■姉妹都市決定までの経過
平成元年より、職員による国際交流対策チーム及び、町議会内の国際交流調査特別委員会を中心に、国際交流事業を地域レベルで継続的、計画的に進めることができるような相手都市の選定が検討・調査されてきました。
その結果、オーストラリアのクイーンズランド州アルバート市を友好都市とすることを決定。
平成3年度から本格的な住民間の交流事業を開始することになりました。
都市規模や産業構造がまったく異なる両都市が、今日まで良好な友好関係を続けてこられたのは、両者が「地域住民の国際意識を深める」という共通のコンセプトを見失わずに、住民の利益となる文化交流事業を地道に取り組んできたためであると考えられます。
■ゴールドコースト市との姉妹都市提携
平成7年3月、友好都市のアルバート市が、隣接するゴールドコースト市と対等合併し、新ゴールドコースト市が誕生することになりました。
平成7年11月には、ゴールドコースト市長ほか10人の公式訪問団が鷹栖町を訪問。
その機会に姉妹提携調印式を開催し、両町・市長が宣言文に署名。
11月18日、正式に鷹栖町・ゴールドコースト市間で姉妹都市関係が提携されました。
■ゴールドコースト市との姉妹都市10周年提携再確認式
平成17年11月、姉妹都市提携10周年を記念してゴールドコースト市内の鷹栖ガーデンにて提携再確認式が行われました。
式典では鷹栖国際交流協会「鷹の翼」が主催する鷹栖町民訪問団、鷹栖消防団第一分団、鷹栖町と縁のあるゴールドコースト市民が見守る中、鷹栖町からは佐藤町長(当時)、小路元議長(当時)が、ゴールドコースト市からはクラーク市長、スティーブンス市長補佐が今後の友好親善を約束する確認書に署名しました。
』
鷹栖町はアルバート市と姉妹都市を結んでいて、アルバート市がゴールドコースト市と合併するにあたって、自動的にゴールドコースト市と姉妹関係に入ったというわけである。
なら、アルバート市は内陸都市だったのか。
いえいえ、海岸線の大半はゴールドコースト市が占めていましたが、アルバート市もちゃんと海岸に面した場所をもっていました。
なぜそういうかというと、以前に住んでいたところが、このアルバート市。
正確にいうと、市ではなく郡。
アルバート郡、アルバート・シャイアーと言った。
謎は残る。
なぜ鷹栖町は緯度的に沖縄に匹敵し、海岸線を持つアルバート郡を姉妹都市に選んだか?
これはきっと「解けぬ謎」なのではないだろうか。
鷹栖町町民は雪の降らない気候温暖な街へ強いあこがれをもっていたのではないだろうか。
それが姉妹都市締結という場で沸騰したのではなかろうか。
町民心理のなせるワザではなかろうか。
と、ワレは勝手に推測するのだが。
ところで、この町どんなところだろうか。
youtubeがありました。
モーターパラグライダー撮影 北海道 鷹栖町上空 293回再生
北海道鷹栖町上空 69回再生
一面の雪景色。
どう見てもゴールドコーストとはイメージ一致しないのだが。
上の地図をみていて、とんでもないことに気がついた。
この町の北側に隣接する街が「和寒町」。
和寒とは「わっさむ」と読む。
字面だと穏やかな寒さとなるが、過酷な寒さらしい。
「北海道和寒町」のホームページを覗いてみた。
出てきたのがこれ。
『
全日本モトクロス選手権
2011年7月2日(土)~3日(日)
入場券販売店:バイクショップ等
前売券:2,000円(2日間)
当日券:2,500円(2日間)
※小学生以下は保護者同伴し無料
三笠山自然公園内にあるわっさむサーキット場に全国各地からたくさんのレーサーが集まり、静かなまちがにぎわいを見せ、短い夏が一気にヒートアップ!
北海道では和寒町でしか開催されない国内最高峰のモトクロスレース(国際A級・国際B級・レディース・ジュニアクラス)に、2日間で約7,000人が観戦します。
』
とくに理由はないのだが、こんなこともやっていますというところ。
なんでここで和寒町を取り上げるかというとこれ。
ここに住まいする人はご存知だと思うが、「ワッサム:Wassam」である。
シエブロン・ルネッサンスの2階にある和食レストランである。
ここのオーナーが北海道の出身でその出身地の名前を店の名前に付けたとは聞いたことがある。
いわく「本当に何もないところです」
オーナーはとなり町鷹栖町との姉妹都市提携を念頭においてゴールドコーストに進出してきたのだろうか。
ときどき私も利用させてもらっているのだが。
youtubeをみてみたら今度は熱気球。
やっぱり銀世界。
北海道和寒町 バルーン ミーティング 65回再生
熱気球 in 和寒町 352回再生
ゴールドコーストには北海道鷹栖町の影はいまのところおぼろにもない。
どうあがいても、これはしかたがない。
でも、隣町である和寒町の影がこの和食レストランに見られるということは、
ゴールドコースト不思議発見。
<まぐろの目玉>
_
人口約7千人。
自動車メーカーのホンダ鷹栖テストコースが有り、主にNSX、インテグラ等のスポーツモデルやCR-V等の4WD、北米向け車両の研究開発や車両の寒冷地走行テストが行われている。
』
なんと、寒冷地走行テストが行われる街。
とてもビキニパレードの行われる街とは一致点がない。
そこで、鷹栖町のホームページに入ってみる。
ありました、何で鷹栖町がゴールドコーストを姉妹都市なのかが。
『
北海道上川郡鷹栖町 ホームページ
http://town.takasu.hokkaido.jp/intro/shimaitoshi.html
■姉妹都市交流事業
この事業は、
「日豪両国関係の向上と世界平和に、重要な役割を担うものであり、地域住民間の文化事業発展と、利益となる多様な分野での交流推進に努める。」
ことに同意した上で、鷹栖町とゴールドコースト市間で実施されているものです。
■姉妹都市決定までの経過
平成元年より、職員による国際交流対策チーム及び、町議会内の国際交流調査特別委員会を中心に、国際交流事業を地域レベルで継続的、計画的に進めることができるような相手都市の選定が検討・調査されてきました。
その結果、オーストラリアのクイーンズランド州アルバート市を友好都市とすることを決定。
平成3年度から本格的な住民間の交流事業を開始することになりました。
都市規模や産業構造がまったく異なる両都市が、今日まで良好な友好関係を続けてこられたのは、両者が「地域住民の国際意識を深める」という共通のコンセプトを見失わずに、住民の利益となる文化交流事業を地道に取り組んできたためであると考えられます。
■ゴールドコースト市との姉妹都市提携
平成7年3月、友好都市のアルバート市が、隣接するゴールドコースト市と対等合併し、新ゴールドコースト市が誕生することになりました。
平成7年11月には、ゴールドコースト市長ほか10人の公式訪問団が鷹栖町を訪問。
その機会に姉妹提携調印式を開催し、両町・市長が宣言文に署名。
11月18日、正式に鷹栖町・ゴールドコースト市間で姉妹都市関係が提携されました。
■ゴールドコースト市との姉妹都市10周年提携再確認式
平成17年11月、姉妹都市提携10周年を記念してゴールドコースト市内の鷹栖ガーデンにて提携再確認式が行われました。
式典では鷹栖国際交流協会「鷹の翼」が主催する鷹栖町民訪問団、鷹栖消防団第一分団、鷹栖町と縁のあるゴールドコースト市民が見守る中、鷹栖町からは佐藤町長(当時)、小路元議長(当時)が、ゴールドコースト市からはクラーク市長、スティーブンス市長補佐が今後の友好親善を約束する確認書に署名しました。
』
鷹栖町はアルバート市と姉妹都市を結んでいて、アルバート市がゴールドコースト市と合併するにあたって、自動的にゴールドコースト市と姉妹関係に入ったというわけである。
なら、アルバート市は内陸都市だったのか。
いえいえ、海岸線の大半はゴールドコースト市が占めていましたが、アルバート市もちゃんと海岸に面した場所をもっていました。
なぜそういうかというと、以前に住んでいたところが、このアルバート市。
正確にいうと、市ではなく郡。
アルバート郡、アルバート・シャイアーと言った。
謎は残る。
なぜ鷹栖町は緯度的に沖縄に匹敵し、海岸線を持つアルバート郡を姉妹都市に選んだか?
これはきっと「解けぬ謎」なのではないだろうか。
鷹栖町町民は雪の降らない気候温暖な街へ強いあこがれをもっていたのではないだろうか。
それが姉妹都市締結という場で沸騰したのではなかろうか。
町民心理のなせるワザではなかろうか。
と、ワレは勝手に推測するのだが。
ところで、この町どんなところだろうか。
youtubeがありました。
モーターパラグライダー撮影 北海道 鷹栖町上空 293回再生
北海道鷹栖町上空 69回再生
一面の雪景色。
どう見てもゴールドコーストとはイメージ一致しないのだが。
上の地図をみていて、とんでもないことに気がついた。
この町の北側に隣接する街が「和寒町」。
和寒とは「わっさむ」と読む。
字面だと穏やかな寒さとなるが、過酷な寒さらしい。
「北海道和寒町」のホームページを覗いてみた。
出てきたのがこれ。
『
全日本モトクロス選手権
2011年7月2日(土)~3日(日)
入場券販売店:バイクショップ等
前売券:2,000円(2日間)
当日券:2,500円(2日間)
※小学生以下は保護者同伴し無料
三笠山自然公園内にあるわっさむサーキット場に全国各地からたくさんのレーサーが集まり、静かなまちがにぎわいを見せ、短い夏が一気にヒートアップ!
北海道では和寒町でしか開催されない国内最高峰のモトクロスレース(国際A級・国際B級・レディース・ジュニアクラス)に、2日間で約7,000人が観戦します。
』
とくに理由はないのだが、こんなこともやっていますというところ。
なんでここで和寒町を取り上げるかというとこれ。
ここに住まいする人はご存知だと思うが、「ワッサム:Wassam」である。
シエブロン・ルネッサンスの2階にある和食レストランである。
ここのオーナーが北海道の出身でその出身地の名前を店の名前に付けたとは聞いたことがある。
いわく「本当に何もないところです」
オーナーはとなり町鷹栖町との姉妹都市提携を念頭においてゴールドコーストに進出してきたのだろうか。
ときどき私も利用させてもらっているのだが。
youtubeをみてみたら今度は熱気球。
やっぱり銀世界。
北海道和寒町 バルーン ミーティング 65回再生
熱気球 in 和寒町 352回再生
ゴールドコーストには北海道鷹栖町の影はいまのところおぼろにもない。
どうあがいても、これはしかたがない。
でも、隣町である和寒町の影がこの和食レストランに見られるということは、
ゴールドコースト不思議発見。
<まぐろの目玉>