_
● 大晦日にとどいた小包
一昨日、買い物をすませたが品切れで買えなかったものがあった。
トウフ。
大晦日なのでこれが最後の買い物にと出かけようとして玄関ドアを開けたら小包がおいてあった。
結構大きい。
でも片手で持てるほどに軽い。
大晦日までポストはやっていたかな ?
とりあえず買い物が先と家の中に放り込んでゴーゴーマートへ出かける。
がしかし、残念なことにトウフは棚に入っていなかった。
今日もやはり売れ切れてしまったようだ。
お気に入りは「江戸っ子」という絹ごし豆腐と表面を炙った焼き豆腐。
毎日、白菜をベースに鍋をしている。
日本は寒いので鍋は身体が温まるが、こちらは夏。
どう考えても鍋の季節ではないのだが。
絹ごし豆腐とくれば冷奴のはずだが。
そういえば、今季はまだ豆腐を冷奴にして食べていない。
昨年の今頃は雨ばかりだった。
今年はそれにかわって強い風が吹き荒れる日が多い。
そして、この風が実に冷たい。
間違いなく冷夏である。
やはり氷河期が近づいているという、小松左京の予言は当たっているのだろうか。
しかたがないので明太子を買って帰ってきた。
豆腐がなぜ明太子になったかは、私にもわからない。
ただ、そうなってしまっただけである。
帰ってきて小包をあける。
さて、中から出てきたものは ?
ピースを組み立てるヤツ。
なんて言うんだっけ、ゲームの名前は忘れた。
中身を取り出してみる。
4つのビニール袋が入っている。
200x年、東京東海大地震が発生する。
大津波が東京湾に押し寄せる。
東京湾は蛸壺型になっているため、津波が入りにくいと言われているが、逆にそれがアダとなり押し寄せた津波は引くことが出来なくなって長時間にわたり水位が下がらなくなる。
そして地下鉄が水路となり、23区内全域に水が吹き出す。
さらにそこに第二波、第三波の津波が襲いかかり、行く場を失った水は東京全域を水没させる。
地耐力のない柔らかい関東ローム層の地盤は液状化し、あらゆるものが揺れ動き元の位置を失う。
東京はドロ沼と化し、機能を失う。
都会が「東京ケ浦」と変わる。
そしてついに、再建不能とみなされ、この街は放棄され、新しい帝都が東北福島に建設される。
そんなこんなの歴史の後、昔の在りし日の東京を思い出してそのモニュメント建築をピースで作って偲ぼうというのがこのゲームのようである(と、思われる)。
大晦日にゲームがとどく。
それも今年3月11日の東日本大津波を連想させるようなゲーム。
うーん、これ何か意味があるのだろうか。
小生、ピースゲームを楽しむような年齢ではないのだが。
ちびまる子ちゃんのおじいちゃんのように「心の俳句」でも趣味にしそうな年なのである。
ちょっと拡大してみる。
● 今はなき古き東京の思い出というわけである
なかに組み立て説明書が入っている。
まずは東京メモリアル建設の歴史をふりかえる。
ゲームの基板はこれ。
この地図、非常に古いもの。
新宿西口広場、すなわちあの墓石都庁はない。
あるのは、思い出の淀橋浄水場。
ということはこの地図は半世紀前のトウキョウとなる。
モニメント建設場所。
いよいいよ建設にとりかかることになるが。
部品数の確認。
STEP-1 & STEP-2
STEP-3
STEP-2 & STEP-3 :追以下説明
STEP-4
STEP-5:完成
ついでに納品書も入っていた。
「¥4,980-」
ちなみに海外送料、「¥2,310-」
あわせて、「¥7,290-」
クリスマスプレゼントか、お歳暮か。
この小粒のピースを組み立てねばならない。
大責務。
もらってうれしいのか、つらいのか、複雑な心境。
送ってくれたのは、姪である。
「ありがとうございます 」
=====================
_おおいなるオマケ:お正月_
=====================
このサイトは昨年末をもって終了している。
よって新しい部分はない。
だが、追記の部分は書きこんでいる。
そこでオマケをビッグバージョンで入れる。
お正月七日間の日記の抜粋である。
ただし、第三者にも意味が通じるように若干の加筆がしてある。
でも、あまりに個人的なので、スルーしたほうがいいかもしれませんが。
『
2012年01月01日(日)
今日はおだやかな新年である。
昨日、残ったブログを書き終えて、昨年末終了とういう形の締めをとれることになった。
別のサイトを作らないといけないのだが。
でも、今年は休筆するつもりでいる。
昼に電話があった。
昼食を作っていたのでこちらから日本に掛けなおすことにしたのだが、スカイプがうまくいかない。
待ちくたびれたのか再度電話があって、これから初詣にでかけるので夜に電話して欲しい、とのことである。
娘は出かけていていなかった。
午後に息子がきた。
「ソフィーの手紙」を探しにきたのだが、みあたらない。
どこかでみたような気もするのだが。
夜、電話を入れる。
スカイプはなんとかかんとか動いた。
しばらく使っていないのでやり方を忘れてしまっている。
2012年01月02日(月)
プリンタがジャムしてペーパーを引き抜いたら、黒インクが出なくなってしまった。
そろそろ寿命かなと思ってみたりした。
ユウキ君と息子がきた。
ローラーブレードがあるだろうか、という。
ガレージを探したがない。
引越しの時に処分したはずである。
ちょうどいい具合なので息子にプリンタのヘッドクリーニングをやってもらう。
印字できるようになった。
新しいプリンタを調達しないといけないかと思っていたのだが、これでしばらくは使える。
このプリンタはプリンタとしてはほとんど使っていない。
どちらかというとスキャナ専用である。
よってカラーインクはこれまで1回交換しただけである。
2012年01月03日(火)
メリッサの「世界まる見え」の映像の一部が出てきた。
テレビをカメラでとったもののようで画面の上のほうが暗い。
でも視聴に障害はない。
また、ブラジル側の放送でのメリッサが歌う動画も出てきた。
今日も出かけず、三が日は家から一歩も出なかったことになる。
箱根駅伝は東洋大学が完全制覇した。
二位の駒沢に大差の9分という新記録である。
柏原竜二というたった一人のランナーの登場で万年下位チームであった東洋大はがらりと変わった。
こういうちょっと信じがたいこともあるようである。
箱根駅伝の歴史のなかで、おそらくは二度とない神話として語り継がれていくものだろう。
注目されるという刺激はじつに勢いづかせるものである。
ちなみに柏原は今年も山登りを走り、これも新記録で締めくくった。
彼は4年連続山登りをし、4年連続トップで箱根のゴールテープを切った。
東洋大は4年連続の往路優勝をしたことになる。
2012年01月04日(水)
三が日が過ぎたのでお供えを撤去する。
7ケ所:(1階)玄関、ガレージ、台所、ユテイリテイ、(2階)仏壇、メインルーム、洗面風呂場。
坪井くんと姪から手紙がくる。
坪井くんはいつものように内容が濃い。
大学に務めているから書くことにアレルギーがない。
一年を振り返った公私の話題である。
姪のはパズルを送ったという内容。
散歩にいった。
この三が日は家に閉じこもっていた。
午前中は買い物に、夕方散歩である。
左足の親指がいたいので、サロンパスを貼った。
根元から指に移ったような経過なのだが。
2012年01月05日(木)
家賃をもっていく。
今回は6週間分で「$1,950」とした。
(1週間単位でいつものは4週間分払っている)
小包が届く。
年末に届くように送ったというものが遅れて届いた。
お礼のメールを入れる。
『
夕方、小包が届きました。
今日は久しぶりに湯船に浸り、いただきものの栗まんじゅうをツマミにお酒を飲みました。
アルコールは半年ぶりくらいかな。
ありがとうございました。
06/jan/2012
』
缶酒が2本入っていたのだが。
夜飲んだらけっこう効いた。
2012年01月06日(金)
昨日のお酒のせいか、5時過ぎに起きてしまった。
ズーっと溜まってしまっていた鳥のビデオを整理して、ライブラリーに保存した。
これでひとまずの整理はついた。
2012年01月07日(土)
昨日、キングフィシャーを整理していたらその図鑑の項の端になんとなくという写真があった。
先日出会った電線に止まった鳥で、クチバシが赤、羽根は光によって青紫に変わるといった感じのヤツによく似ている。
そのとき調べてみたのだがわからず、ビデオは「(仮称)赤クチバシ鳥」として保存した。
この鳥になんとなく風采が合うのである。
今日、これを調べ直してみた。
あたりである。
ブッポウソウである。
ちなみにブッポウソウという鳥、名前は聞いているが見たのははじめてである。
早速、タイトルを書きなおした。
』
今日は2012年01月08日、日曜日。
いよいよ今日からピースゲームを組み立てることになる。
まずはグシャグシャになってしまった、テーブルの上の清掃からである。
さて組み立てにはいったのですが、少しやったらすぐにグロッキー。
なんでこんなことせねばならぬのか。
1400ピースとあるが、これけっこうすごい量である。
今年はどうもつらい一年になりそうな予感がしてきました。
このゲームはその前触れかもしれない。
● 24時間後、周りが完成、これからどのくらい時間がかかるのか。
この部分は枠が印刷してあるのですぐに分かるのだがそれでも一日かかっている。
読書の時間を潰してやっている。
48時間後にはさらに進歩していた。
注意しなければいけないのは、こちらは夏場なので汗の出た腕についてピースが2階に上がり、パソコンの床で3つほど見つかったことだ。
ここの床は紺のジュータンなので床に落ちると非常に探しづらい。
裏側で落ちていれば茶のダンボール紙でわかるが、東京湾の部分などは色そっくりである。
掃除機をかけるときは特に意しないとわからぬままピースを吸い込んでしまう可能性がすこぶる大きいということだ。
それは突然起こった。
今日は非常に蒸し暑い。
我が家にはクーラーはない。
風を通そうと思って窓を開けた。
フッと思ったら突風がなだれ込んできた。
ピースの下に敷いてある、大きな白紙がほんのわずかだが端っこがフッワツと浮いた。
そしてこれ。
関係を動画でみると、向こうの窓から突風が入り、ほんの少しだが紙を浮かせた、ということである。
さてどうするか。
またやり直すか。
今回はこれでやめます。
ゲーム負荷が大きい。
別の時、十分な時間を作って再度の挑戦とします。
今回は白旗を掲げて撤退です。
降参です。
【2011年12月31日 マグロ目ビュー】
<まぐろの目玉>
_
2011年12月31日土曜日
2011年12月27日火曜日
豪国防軍も遂に「外人部隊」頼み
_
● オーストラリア軍と自衛隊
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月27日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32588/
豪国防軍も遂に「外人部隊」頼み
志願定員枠を他の英語圏から補充
国軍兵士補充に志願制をとっている国ではどこでも失業率が下がると兵士になり手が減るというのが相場になっている。
戦死して「祖国と民主主義防衛の英雄」と言われるよりも、「生き延びたい」という若い男女の気持ちははっきりしている。
12月27日、豪国防軍は、兵士志願制定員を埋めるため、イギリス、アメリカのその他の西側諸国で人員削減された陸海空三軍兵士を募集しようとしている。
同日付オーストラリアン紙によると、豪国防軍が求めているのは、特に戦闘機パイロット、潜水艦乗組員や将校など国防専門家で、インセンティブとしてオーストラリア国籍取得を優先的に処理する。
同紙によると、海軍はすでに代表団をイギリスに派遣し、英海軍で解雇された水兵特に技術系水兵がどれくらい「余剰化」しているかを調べている。
豪海軍の保守・修理に要する人員だけでも、これまでに失った技術基盤を回復するだけでも技術者を200人は必要としていると伝えられている。
ただし、豪海軍司令官のレイ・グリッグズ氏は、英マーク・スタンホープFirst Sea Lord Admiral(カタカナで表記するしかないイギリス独特の制度)に向けて伝え、
「我々は、英海軍が必要としている人材を密漁する気はない」
としている。(AAP)
』
オーストラリア軍とは、wikipediaより。
『
オーストラリアは、太平洋とインド洋の二大海洋によって大陸の超大国からは隔離された地政学的な位置にあり、しかも元々はイギリスの植民地であったために軍隊の規模は大きくなかった。
しかし1901年に国家が成立し、また1905年に日露戦争で日本の脅威が認識される過程で軍の改革が進み、太平洋戦争以降はアメリカ合衆国の同盟関係の下でオーストラリア軍はその戦力を充実させてきた。
現在では東南アジア諸国との友好関係を保持しつつもオーストラリアの自主国防と大国との軍事的な協力関係を主要な国防政策の目標としている。
オーストラリア軍は53,000人の現役と21,600人の予備役から成り、
オーストラリア空軍(Royal Australian Air Force, RAAF)、
オーストラリア海軍(Royal Australian Navy, RAN)、
オーストラリア陸軍(Australian Army)
の三軍制を採用している。
ハワイなどのアメリカ軍を別にすればオセアニア最大の軍組織である。東チモール、アジア太平洋地域では平和維持活動も行っている。
』
息子の知り合いに軍隊帰りがいる。
やはりちょっと見知らぬ世界なので話を聞いていると面白いという。
その彼が自衛隊はすばらしいと褒めているという。
いわく
「自衛隊は金がかかっている。
みな最新の技術装備を身につけている。
オーストラリアの軍隊 !
ありゃ、進歩なしの古典装具だ。
オーストラリアアーミーは体力勝負の世界だ」
とのことである。
肉体パワーではとても自衛隊はオーストラリア軍には勝てない。
でも同数の戦闘になったらオーストラリア軍は負けるだろう、
とのことであった。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年1月4日 11時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57555&type=0
英軍の新迷彩服が「作りが雑」と不評、
もしかして中国製かも…―英メディア
2012年1月2日、アフガニスタンに駐留する英軍兵士に支給された新しい迷彩服(MTP)が「着心地が悪い」などと不評だが、12月28日付英紙デーリー・テレグラフはこれを「中国製である可能性が高い」と報じている。
中国紙・環球時報が伝えた。
記事によると、英国防省は総額4000万ポンド(約40億7000万円)を費やして、アフガンに駐留する10万人の兵士に新しい迷彩服を支給する予定だった。
だが、先に支給した一部の兵士から
「着心地が悪い」
「デザインがダサい」
「作りが雑」
「米国のおもちゃ『アクションマン』みたいだ」
と不評の声が続々。
「こんな物を着せられたら士気に影響する」
とまで言われてしまった。
英軍の迷彩服を一新する件については、2010年8月に英メディアが「中国企業に発注する」と報じていたことから、これらの新迷彩服は中国製である可能性が高い、と記事は指摘している。
当時、一部の官僚からは「中国製にしたら質が落ちる」との懸念が上がっていた。
なお、英軍では兵士に支給される靴下も2010年7月の入札で中国企業が落札、
「安さだけで決めて良いのか」
などと物議を醸した経緯がある。
』
<まぐろの目玉>
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● オーストラリア軍と自衛隊
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月27日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32588/
豪国防軍も遂に「外人部隊」頼み
志願定員枠を他の英語圏から補充
国軍兵士補充に志願制をとっている国ではどこでも失業率が下がると兵士になり手が減るというのが相場になっている。
戦死して「祖国と民主主義防衛の英雄」と言われるよりも、「生き延びたい」という若い男女の気持ちははっきりしている。
12月27日、豪国防軍は、兵士志願制定員を埋めるため、イギリス、アメリカのその他の西側諸国で人員削減された陸海空三軍兵士を募集しようとしている。
同日付オーストラリアン紙によると、豪国防軍が求めているのは、特に戦闘機パイロット、潜水艦乗組員や将校など国防専門家で、インセンティブとしてオーストラリア国籍取得を優先的に処理する。
同紙によると、海軍はすでに代表団をイギリスに派遣し、英海軍で解雇された水兵特に技術系水兵がどれくらい「余剰化」しているかを調べている。
豪海軍の保守・修理に要する人員だけでも、これまでに失った技術基盤を回復するだけでも技術者を200人は必要としていると伝えられている。
ただし、豪海軍司令官のレイ・グリッグズ氏は、英マーク・スタンホープFirst Sea Lord Admiral(カタカナで表記するしかないイギリス独特の制度)に向けて伝え、
「我々は、英海軍が必要としている人材を密漁する気はない」
としている。(AAP)
』
オーストラリア軍とは、wikipediaより。
『
オーストラリアは、太平洋とインド洋の二大海洋によって大陸の超大国からは隔離された地政学的な位置にあり、しかも元々はイギリスの植民地であったために軍隊の規模は大きくなかった。
しかし1901年に国家が成立し、また1905年に日露戦争で日本の脅威が認識される過程で軍の改革が進み、太平洋戦争以降はアメリカ合衆国の同盟関係の下でオーストラリア軍はその戦力を充実させてきた。
現在では東南アジア諸国との友好関係を保持しつつもオーストラリアの自主国防と大国との軍事的な協力関係を主要な国防政策の目標としている。
オーストラリア軍は53,000人の現役と21,600人の予備役から成り、
オーストラリア空軍(Royal Australian Air Force, RAAF)、
オーストラリア海軍(Royal Australian Navy, RAN)、
オーストラリア陸軍(Australian Army)
の三軍制を採用している。
ハワイなどのアメリカ軍を別にすればオセアニア最大の軍組織である。東チモール、アジア太平洋地域では平和維持活動も行っている。
』
息子の知り合いに軍隊帰りがいる。
やはりちょっと見知らぬ世界なので話を聞いていると面白いという。
その彼が自衛隊はすばらしいと褒めているという。
いわく
「自衛隊は金がかかっている。
みな最新の技術装備を身につけている。
オーストラリアの軍隊 !
ありゃ、進歩なしの古典装具だ。
オーストラリアアーミーは体力勝負の世界だ」
とのことである。
肉体パワーではとても自衛隊はオーストラリア軍には勝てない。
でも同数の戦闘になったらオーストラリア軍は負けるだろう、
とのことであった。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年1月4日 11時41分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=57555&type=0
英軍の新迷彩服が「作りが雑」と不評、
もしかして中国製かも…―英メディア
2012年1月2日、アフガニスタンに駐留する英軍兵士に支給された新しい迷彩服(MTP)が「着心地が悪い」などと不評だが、12月28日付英紙デーリー・テレグラフはこれを「中国製である可能性が高い」と報じている。
中国紙・環球時報が伝えた。
記事によると、英国防省は総額4000万ポンド(約40億7000万円)を費やして、アフガンに駐留する10万人の兵士に新しい迷彩服を支給する予定だった。
だが、先に支給した一部の兵士から
「着心地が悪い」
「デザインがダサい」
「作りが雑」
「米国のおもちゃ『アクションマン』みたいだ」
と不評の声が続々。
「こんな物を着せられたら士気に影響する」
とまで言われてしまった。
英軍の迷彩服を一新する件については、2010年8月に英メディアが「中国企業に発注する」と報じていたことから、これらの新迷彩服は中国製である可能性が高い、と記事は指摘している。
当時、一部の官僚からは「中国製にしたら質が落ちる」との懸念が上がっていた。
なお、英軍では兵士に支給される靴下も2010年7月の入札で中国企業が落札、
「安さだけで決めて良いのか」
などと物議を醸した経緯がある。
』
<まぐろの目玉>
_
2011年12月24日土曜日
ゴールドコーストマラソンン、神戸マラソンと提携
_
● 2012年 ゴールドコーストマラソン
『
トラベル・ビジョン 2011年12月21日(水)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=51653
ゴールドコーストマラソンと神戸マラソンが提携、
促進交流で大会活性化へ
クイーンズランド州政府観光局日本事務所は先ごろ、ゴールドコーストマラソンと神戸マラソンの促進交流提携を締結した。
これにより、神戸マラソンで上位に入賞したランナーから男女1名ずつを、
2012年6月30日と7月1日に開催される第34回ゴールドコーストマラソンに招待
することを決定。
また、プロモーション活動の中でそれぞれの大会の魅力や特徴をアピールし、双方の大会やそれにともなう交流の活性化をはかる。
』
ゴールドコーストマラソンは泉州マラソンと提携していて、毎年その優勝者が招待されている。
今年は田中千洋が女子で3位に入賞している。
だが今回はちょっと勝手が違っていて、彼女よりその娘の小学生の田中のぞみが「4,000m走」であまたの地元女子中学生ランナーをなぎ倒し優勝したことのほうがニュースバリューが大きかった。
『
News Gold Coast ::goldcoast.com.au
http://www.goldcoast.com.au/article/2011/07/02/329371_gold-coast-marathon.html
● 4,000m走の男女優勝ジュニヤ
』
今度は神戸マラソンと提携いう。
ということは2件のマラソンと姉妹関係を結ぶということになる。
2件でもいいのだが、この2つともに関西系である。
いがみあいにならないだろうか。
神戸マラソンというのは確か最近できたマラソン大会。
そういえば来年はどこかのマラソンと開催日がぶつかっていたというニュースがあったが。
調べてみる。
やはりそうである、今年から始まった。
『
神戸マラソン
http://www.kobe-marathon.net/
第一回神戸マラソンは終了しました。
ランナーの皆さま、ボランティアの皆さま、応援に参加頂いた皆さま、神戸マラソンにご協力頂いた全ての皆さま、大変お疲れさまでした。
創造的復興を果たした兵庫・神戸の姿はいかがでしたでしょうか。
これまで兵庫・神戸を応援して支援してくれたすべての人に感謝をすると同時に、神戸マラソンが、友から友へ、がんばるエールをつなげるキッカケになりましたら幸いです。
神戸マラソン実行委員会事務局
』
Wikipediaを見てみる。
『
神戸マラソン(こうべマラソン、Kobe Marathon)は、2011年11月20日に、兵庫県神戸市で第1回大会が開催された、大規模な市民参加型マラソン大会である。
2010年5月27日、第1回「ひょうご・神戸マラソン(仮称)開催準備委員会」が開かれ、開催へ向けての協議が始まった。
9月8日、第1回「神戸マラソン」の2011年からの開催が発表された。
2010年まで31回開催された「神戸全日本女子ハーフマラソン」を発展的解消する形となる。
』
Wikipediaによれば関西にはつぎのような市民参加マラソンが開催、あるいは開催予定であるという。
『
近畿地方開催の都市型市民参加型マラソン
------------------------------------------------------
* 奈良マラソン - 2010年12月5日に第1回大会が開催された、1万6000人が参加する大規模な市民マラソン大会。
* 大阪マラソン - 2011年10月30日に第1回大会が開催された、3万人が参加する大規模な市民マラソン大会。
* 神戸マラソン - 2011年11月20日に第1回大会が開催された、2万人が参加する大規模な市民マラソン大会。
* 京都マラソン - 2012年3月11日に第1回大会が開催される、1万5020人が参加する大規模な市民マラソン大会。
』
そして来年、大阪マラソンと神戸マラソンの開催日が
『
asahi.com 2011年12月14日9時0分
http://www.asahi.com/national/update/1213/OSK201112130206.html
大阪マラソンと神戸マラソン、同日開催へ 日程ずらせず
来年の第2回大阪マラソン(府、大阪市など主催)と第2回神戸マラソン(兵庫県、神戸市など主催)が、ともに11月25日に開催されることになった。
大阪府と兵庫県が13日、それぞれ発表した。日程をずらそうとしたが、利用施設の確保などの都合で断念したという。
今年10月30日に初開催した大阪マラソンは約2万9千人が参加。
神戸マラソンは11月20日に開き約2万3千人が参加した。
府や大阪市の担当者によると、来年の日程はスタート地点の大阪城公園など施設の確保や他のイベントの予定を見て決定。
11月上旬ごろに神戸と同日だとわかり調整を試みたが不可能だったという。
神戸マラソン実行委員会事務局も、参加者を受け付けるワールド記念ホールなどの施設を昨年12月に予約。
大阪と日程が重なる可能性も考えて他の月も検討したが、12月は神戸ルミナリエの開催で警備面の問題があり、10月も施設の空きがなかったという。
府の担当者は
「ランナーには別の日程が望ましいと思うが、やむを得ない。
両大会で連携して盛り上げる方法を考えたい」、
神戸マラソン実行委の広瀬雅樹事務局長は
「できるならずらしたかったが、やれるだけのことをやって不調に終わった」
と話している。
』
大きな大会がいくつも重なるとなかなか日程調整がうまくいかにようである。
世はまさに「マラソン時代」である。
ひたすら耐えに耐える時代である。
「負けられません勝つまでは」
「頑張ろう、日本」の時代である。
まるで苦難の時代の心理状態を反映しているかのよう。
「苦しみの向こうに何かがある」、
そんな希望をいちるいの糸としているようでもある。
さて、神戸マラソンの優勝者だが、
『
スポーツ報知大阪版 2011年11月21日10時53分 スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/sports/article/news/20111121-OHO1T00100.htm
[陸上]早大の中山Jr.が初マラソンで優勝…神戸マラソン
◆神戸マラソン(20日・神戸市役所前発、ポートアイランド着=42・195キロ)
第1回神戸マラソンが20日に行われ、2万3000人が健脚を競った。
神戸市役所前から明石海峡大橋のたもとで折り返し、人工島「ポートアイランド」でゴールする42・195キロで争われ、男子はソウル、バルセロナ五輪のマラソンで連続4位の中山竹通さん(51)の長男・中山卓也(22)=早大=が2時間24分13秒で、初マラソンで優勝を飾った。
2位に5分以上の差をつけての快勝に「地元・神戸の応援に応えることができた」と笑顔を見せた。
レースには1968年のメキシコ五輪銀メダルの君原健二さん(70)や、97年アテネ世界陸上金メダルの鈴木博美さん(42)もゲストランナーとして参加した。
▽男子
〈1〉中山卓也(早大)2時間24分13秒
〈2〉樋口(三菱化学)2時間30分0秒
〈3〉平池(鳩印G&T)2時間30分21秒
▽女子
〈1〉上谷聡子(神戸学院大AC)2時間40分45秒
〈2〉田中(アスレックRC)2時間41分24秒
〈3〉大山(ノーリツ)2時間44分17秒
』
ということは、上記の中山と上谷が来年のゴールドコーストマラソンに参加するということであろうか。
● 第1回 神戸マラソンの全コース風景(12分で完走版)
こうビデオを見てみるっと、42kmというのは本当に長い。
私も10回ほどフルマラソンを走ったが、ついに完走はならなかった。
どうしても歩きが入る。
そして確かに「35キロには魔物がいる」
ついに「サブフォー」の栄誉を手にすることができず、最後は5時間以上が2,3回続いたため引退した。
さて、なら老舗の泉州マラソンはと思って検索してみる。
『
泉州国際市民マラソンは、大阪府の泉州地域で2月に行われるマラソン大会である。
関西国際空港が開港した1994年に第1回大会を開催する。
堺市西区をスタートし、泉佐野市をゴールとする日本陸上競技連盟が公認するフルマラソンのコースである。
主催 - 泉州9市4町陸上競技協会、泉州国際市民マラソン実行委員会
共催 - 堺市、高石市、和泉市、泉大津市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、岬町
● GCマラソンと泉州マラソンの姉妹提携
』
今年18回大会で昨年に続き女子では田中千洋が連覇している。
これにより原田康二とともに今年のGCマラソンへ参加している。
● 今年の優勝者、原田康二と田中千洋
● 泉州マラソンフラッグを背にして、中央左に座っているのが4,000m走優勝者の田中のぞみ。
来年の泉州マラソンは2月19日とある。
『
泉州国際市民マラソン
http://www.senshu-marathon.jp/taikai/bosyuu/bosyuu_01.htm
●大会名 泉州国際市民チャリティーマラソン2012
●主催 泉州国際市民マラソン実行委員会、泉州9市4町陸上競技協会
●競技種目 フルマラソン(42.195km)
●大会期日 2012年2月19日(日)午前10時30分スタート(雨天決行)
●コース 泉州国際市民マラソンコース(日本陸上競技連盟公認コース)
浜寺公園(堺市)スタート~堺阪南線大浜中町折り返し~空連道側道~泉佐野岩出線~りんくう公園(泉佐野市)ゴール
●制限時間 5時間以内
●参加人数 4,000人(9月1日入金分から先着順。定員になり次第締め切ります。)
●表彰 男子・女子各上位者を表彰します。
』
予定数4千人、特別参加資格なし、定員になり次第締め切り。
制限時間5時間とあるから、交通規制は5時間をもって解除され、残されたランナーは歩道を行くことになるのだろう。
おそらくゴールではカウントされるであろう。
ただし、1時間ぐらいだと思うが。
GCマラソンとの提携が破棄されたという情報は載っていない。
ということは、2カ月後に行われる泉州マラソンの優勝者はゴールドコーストへ招待されることになる。
● News Gold Coast ::goldcoast.com.au より
そしてもし、田中千洋が三連覇したら、当然、娘の「田中のぞみ」もやってくる。
迎え撃つのが地元オーストラリアの中学女子陸上グループ。
小学生に完膚なきまでに叩きのめされたあの屈辱
を晴らすために、燃え上がるだろう。
こういうことには至極システマティックなのがアングロサクソン。
絶対に二連覇させじとヒートアップするに決まっている。
プレッシャーがあればあるほど強くなるのがこの民族の性向。
さてどうなるか。
問題は田中千洋が泉州マラソンに出るのか、それとも新設される京都マラソンに出るか、そして優勝の栄誉を手にすることができるかにかかっている。
おそらく、多くのランナーは京都マラソンへ流れるだろうから、田中千洋としては泉州マラソンなら戦い易いかもしれない。
なを、同じサイトにケアンズで行われる「グレートバリアリーフ・ウルトラ・マラソン」の記事が載っていた。
『
トラベル・ビジョン 2011年8月9日(火)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=49902
クイーンズランド州政観、グレートバリアリーフマラソン促進活動を展開
クイーンズランド州政府観光局は今年11月12日に第1回目が開催される
グレートバリアリーフ・ウルトラ・マラソン
の促進活動と集客の支援をおこなっている。
現在、大会参加者を募集中で、大会サイトから直接登録することができる。
11月1日まで申し込みを受け付けているが、9月30日までの申し込みであればエントリー記念シャツを提供するという。
同大会のメインとなる種目、ウルトラ・マラソンは世界自然遺産に登録されている国立公園を走るコース。
ケアンズ中心地をスタートし、
標高650メートルまで上昇し、観光地キュランダや絶景が楽しめる世界自然遺産のモウブレイ国立公園を通り、ゴール地点の
港町ポートダグラスまで74キロメートル
を走る。
このほか、ハーフマラソン、10キロメートル、5キロメートルを用意した。
また、今回はベルリンマラソンや東京国際マラソンでの優勝経験があり、ソウル、バルセロナ、アトランタ、シドニーの4つのオリンピックに連続出場したスティーブ・モネゲッティ選手が大会アンバサダーとなる。
』
『
Great Barrier Reef Marathon Festival
http://www.greatbarrierreefmarathon.com.au/
Great Barrier Reef Marathon Festival 74km Cairns to Port Douglas Ultra Trail Marathon
(結果表)
http://www.greatbarrierreefmarathon.com.au/fileadmin/content/Race_Info/74km_C2PD_results.pdf
』
この結果をみるかぎり日本人の参加はなかったようである。
<まぐろの目玉>
_
2011年12月22日木曜日
不景気のオーストラリア:1ドル50円台へ
_
● NICHIGO PRESS 2011年1月号
昨日、車の定期点検が終わったというので取りにいった。
いわゆる工業団地区画にある修理工場である。
ここにはたくさんの小さな工場があるのだが、
その半分以上がシャッターを下ろして
いる。
クリスマスを控えたこの時期はかき入れでないといけないはずであるのだが。
聞いてみた。
「閉っている工場がたくさんあるけど、この場所取り払いになるの」
答えて曰く。
「ビジネスがひどく悪くなっているようですよ」
『
NICHIGO PRESS 2011年12月21日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/32410/
経済成長、トレンドを下回る鈍足状態
ただし、経済活動は依然として好調
12月21日付発表のウェストパック/メルボルン・インスティチュート先行指数は、3か月ないし9か月先の経済活動ペース予測値を示すものだが、9月には、長期トレンドの3.0%を下回る2.6%止まりだった。
これに対して、現在の経済活動ペースを年成長率で示す一致指数では、3.5%と大きく、長期トレンドの3.2%を上回っている。
経済活動指数のレベルも10月には0.4ポイント(0.1%上昇)拡大している。
ウェストパックのビル・エバンズ主任エコノミストは、
「この数字は、2012年にはトレンドをわずかに下回る成長率になるという当銀行の予想と一致している。
7月8月にトレンドを上回る成長率が現れたが、それもすぐに消えてしまった。
2011年初め以来、一般的には『トレンド前後』だったというのが妥当なところだと思われる」
と語っている。
また、調査回答者は、ある種の二速経済が進み、企業収益や生産性が経済成長に占める割合が大きくなるが、一方で製造部門製品価格や住宅認可件数などは低空飛行が続くと予想している。
エバンズ氏は、
「中銀は、オーストラリア経済が2つの経済状態の性格を併せ持っていること、ヨーロッパ財政問題が波及する危険が常にあることなどを考慮し、12月6日の理事会で利下げを決めた」
と分析している。
12月6日の中銀理事会は、11月に続いて25ベーシス・ポイント利下げし、政策金利は4.25%になった。
また、20日に利下げの根拠を示す議事録を発表している。
エバンズ氏は、
「ヨーロッパ財政は徐々に悪化していくと見られており、オーストラリア経済も利率に敏感な部門は依然として弱気が続く。
次の中銀理事会が開かれる2月7日にもさらに利下げする余地がかなりある」
としている。(AAP)
』
何度も繰り返すが、オーストラリアは不景気である。
ただ中国への資源輸出があるので、ヨーロッパのような経済危機が訪れてこないだけ。
この現実に目をつぶって数字だけをこねくり回していると、ドカーンとくる可能性がある。
賃金と物価の高さは異常、と言っていい。
こんなことで経営が成り立つはずがない。
儲かっているのは、保険会社と銀行だけ。
いくら利下げしてもだめだろう。
賃金と物価を抑えることがまず先決である。
それがなければ、成長は上向かない。
のんびり資源の背中に揺られて過ごせるという幸運は何時まで続くだろう。
大丈夫、なにせたった3千万の人口しかないのだから。
羊は約8千万頭というから、潰れたらマトンで食いつなぐこともできる。
ペットフードでお馴染みのカンガルーは約6千万頭という。
マトンがあきたらペットフードもある。
(ちなみに牛は2,700万頭である)
「慌てず、騒がず、時計は持たない」
というのがオーストラリア国民の心情である。
「幸せの青いろのフラッグ」である。
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月22日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/32474/
ムーディーズ、豪のトリプルAを保証
「これは豪経済運営の国際的評価」と財相
12月22日、オーストラリア連邦政府のウエイン・スワン連邦首相代理は、
「国際格付け会社ムーディーズがオーストラリア経済の格付けを最高のトリプルAと評価した」
と発表している。
現在、連邦首相代理を務めるウエイン・スワン財相は、
「これは、オーストラリアの国家財政と経済ファンダメンタルズの手堅さを国際格付け会社が認めたことを示している。
他の先進経済国が軒並み格付けを下げられるか、引き下げを検討されている時に、オーストラリアの経済は金箔付きのAAA格付けだ。
ムーディーズは、我が国の財政力と小さな負債に注目し、政府の財政政策に折り紙を付けた」
と述べている。
一方、ムーディーズは、
「オーストラリアのトリプルAは、豪経済の持久力の強さ、政府の財政能力の高さ、リスクに対する高い耐久力などを根拠にしており、同国の経済的持久力は、国民一人当たりの所得の高さ、規模の大きさ、経済的多角性などで証明されている。
同国は世界の最先進経済国の一つとして、鉱物、炭化水素、農業など、巨大な資源部門を抱えるだけでなく、高度な製造部門やサービス部門も擁しており、ガバナンスでもその指標の高さは明らかにされている」
と述べている。
スワン財相は、
「11月にも、オーストラリア経済はフィッチ信用度格付けでトリプルAを受けている。
今年、オーストラリアは、スタンダード&プアを加え、国際格付け会社3社からトリプルAの格付けを与えられた。
これはジョン・ハワード保守連合政権時代にもなし得なかった快挙だ。
これまで、野党保守連合のトニー・アボット氏や、財務スポークスマンのジョー・ホッキー氏は、オーストラリア経済の状況を常に暗く、悪く言ってきたが、彼らがどれほど間違っていたかを示すものだ」
と語っている。(AAP)
』
豊かな農業と飼育が残っている。
「羊とカンガルーがいるぜよ !」
日本食品店へいったら NICHIGO PRESS の来年1月号がおいてあった。
その記事の中で目についたのが、「今年、豪ドルは50円台へ」という薄ら寒い内容のもの。
コピーしようと思って探したがONLINEには載っていないようなのでタイプしてみる。
『
今年、豪 ドルは50円台へ
欧州危機は収まりがつかなくなってきました。
イタリア国債の利回りは7%を超え、支援を余儀なくされる水準を超えてきました。
今年(2012年)2,3月には国債の大量償還も控えています。
仮に、イタリア危機を収束させることができたとしても、次はフランスが控えています。
ユーロの安定にはまだまだ時間がかかりそうです。
こうした欧州債務問題が世界の株式市場まで悪影響を与えています。
問題が起きる度に株価が急落するということが繰り返されています。
ユーロ圏は緊縮財政を余儀なくされる中、来年には欧州景気はマイナス成長に陥る可能性が高まっています。
昨年(2011年)11月10日に 欧州委員会が発表した、2012年ユーロ圏17カ国の実質GDPは0.5%成長とのことですが、見通しが甘いと思います。
頼みの中国も、欧州への輸出減少から悪影響を受けるでしょう。
アメリカ景気も第3i四半期 は+2.5%と成長を見せましたが、再び成長が鈍化し、リセッションへ向かう可能性が高まっています。
欧米株価もまだ高値圏にありますが、景気後退 とともに下落相場へ移っていくことになるでしょう。
豪ドルは、世界景気が悪化し、投資家の態度がリスクオフになると急落する通貨です。
直近では、リーマンショック時に54円台まで売られました。
豪ドルは1983年に変動相場制に移行して以来、対米ドルで0.9から0.5ドル台を往来しています。
この20年の豪ドル安値を拾っていきますと
1995年05月に「58.76円」
2000年10月の「55.52円」
2001年09月の「55,99円」
2008年10月の「54,96円」
2009年02月の「55,52円」
と50円台をつけています。
1995年は日本にとって超円高時で、ドル円が80円を割った時であり、2000年、2001年はシドニー・オリンピック終了後の不況によるものです。
2012年は世界景気がかなり落ち込むことが予想され、豪ドルも60円を割る事態となる可能性が高まっています。
その時こそ、円を持っている人は、豪ドルを一気に買い込みましょう。
読者の皆さんは豪ドルを保有していると思いますが、豪州で暮らしている以上、円に替える必要はありません !
それよりも今後の金利 低下に備えて、今のうちに長期の預金で運用することが大事です。
長くても数年で再び強い豪ドルに戻ります。
』
さて、この方の薦めている長期預金とはいかなるものか。
ANZ銀行の定期預金金利を見てみる。
見難いですので、タイプしてみます。
3ケ月 5.5%
4ケ月 5.0%
5ケ月 5.6%
1年 5.0%
2-4年 5.3%
5年 5.8%
3ケ月ものが4ケ月ものより一割ほど利息がいい。
そして5年ものを除けば「5ケ月」ものが最も高金利である。
1年ものより一割以上レートがいいのである。
こうなるともはや言いようがないアホさ加減。
5ケ月の短期勝負で未来をまったく考えていない発想にして行動。
これでは誰も貯蓄に精出すなんてことはまったく考えなくなる。
そんなことはさておいて、5%は保証されるのがここの銀行預金。
しかし、変動金利なのであっと言う間に3%に落ちることがある。
長く寝かせると物価のほうが大きくなってしまうので、これも要注意。
でも筆者の言でいけば強い豪ドルになるまで5年レートで預金しておいたほうが賢いということでしょう。
でもね、それはお金持ちの話ですよね。
世界が不景気あろうとなかろうと、なにしろ安定しているのが「円」
あまりに固すぎるのでその分、 人気がない。
人気がないから、「日本の没落」などという人がいる。
こういう連中は井の中のカワズ。
外からみる日本は恐るべき国。
何があろうと「不動のジャパン」といった風情。
日本は常に世界のトップにある。
一歩先んじた先進国として
常に新たな課題に遭遇する運命を担っている。
世のオシャベリ連中はそれをはやしたてるが、とんでもないこと。
かくもすごい国は他には見当たらない。
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月30日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/32649/
世界経済不安で国内企業倒産失業も
豪商工会議所が2012年の国内経済予想
12月29日、国内大手経営者団体が、
「このまま世界経済不安が続けば、国内にも波及し、さらに企業の倒産が続き、失業者も増える」
と警告している。
豪商工会議所のピーター・アンダーソン会頭は、
「2012年、国内経済が成長を続け、連邦政府の財政黒字回復を確保するためには、もっと富の創出と事業利益に頼らなければならない。
残念ながら、2012年も、世界経済成長の低下が予想され、7月からは事業コストが増えることが予想されるため、企業倒産と失業率の増大の危険が続く。
連邦銀行が2か月続けて政策金利引き下げを決めたことは前途の多難さを物語っている」
と警告している。
年末も、消費者は、海外の経済の状況が悪いことを告げるニュースが続いていることから依然として消費には慎重で、小売業界も四苦八苦している。
アンダーソン会頭は、
「事業利益性を考え直す必要がある。一般国民が公共料金や住宅ローン返済に悪戦苦闘している一方で、銀行など大手企業の10億ドル単位の利益が厳しく批判された。
2012年こそ、事業が利益を挙げれば、汚い言葉を浴びせられる代わりに、安堵のため息が漏れるようにならなければならない。
2012年こそ、企業が利益を挙げることをかけ声にしなければならない」
と語っている。
会議所のかけ声に先立って、連邦政府のウエイン・スワン首相代理は、
「2012年度の会計予算案を作成しているが、最新の世論調査でも、労働党は有権者から厳しい批判を浴びている」
と語っている。(AAP)
』
<まぐろの目玉>
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● NICHIGO PRESS 2011年1月号
昨日、車の定期点検が終わったというので取りにいった。
いわゆる工業団地区画にある修理工場である。
ここにはたくさんの小さな工場があるのだが、
その半分以上がシャッターを下ろして
いる。
クリスマスを控えたこの時期はかき入れでないといけないはずであるのだが。
聞いてみた。
「閉っている工場がたくさんあるけど、この場所取り払いになるの」
答えて曰く。
「ビジネスがひどく悪くなっているようですよ」
『
NICHIGO PRESS 2011年12月21日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/32410/
経済成長、トレンドを下回る鈍足状態
ただし、経済活動は依然として好調
12月21日付発表のウェストパック/メルボルン・インスティチュート先行指数は、3か月ないし9か月先の経済活動ペース予測値を示すものだが、9月には、長期トレンドの3.0%を下回る2.6%止まりだった。
これに対して、現在の経済活動ペースを年成長率で示す一致指数では、3.5%と大きく、長期トレンドの3.2%を上回っている。
経済活動指数のレベルも10月には0.4ポイント(0.1%上昇)拡大している。
ウェストパックのビル・エバンズ主任エコノミストは、
「この数字は、2012年にはトレンドをわずかに下回る成長率になるという当銀行の予想と一致している。
7月8月にトレンドを上回る成長率が現れたが、それもすぐに消えてしまった。
2011年初め以来、一般的には『トレンド前後』だったというのが妥当なところだと思われる」
と語っている。
また、調査回答者は、ある種の二速経済が進み、企業収益や生産性が経済成長に占める割合が大きくなるが、一方で製造部門製品価格や住宅認可件数などは低空飛行が続くと予想している。
エバンズ氏は、
「中銀は、オーストラリア経済が2つの経済状態の性格を併せ持っていること、ヨーロッパ財政問題が波及する危険が常にあることなどを考慮し、12月6日の理事会で利下げを決めた」
と分析している。
12月6日の中銀理事会は、11月に続いて25ベーシス・ポイント利下げし、政策金利は4.25%になった。
また、20日に利下げの根拠を示す議事録を発表している。
エバンズ氏は、
「ヨーロッパ財政は徐々に悪化していくと見られており、オーストラリア経済も利率に敏感な部門は依然として弱気が続く。
次の中銀理事会が開かれる2月7日にもさらに利下げする余地がかなりある」
としている。(AAP)
』
何度も繰り返すが、オーストラリアは不景気である。
ただ中国への資源輸出があるので、ヨーロッパのような経済危機が訪れてこないだけ。
この現実に目をつぶって数字だけをこねくり回していると、ドカーンとくる可能性がある。
賃金と物価の高さは異常、と言っていい。
こんなことで経営が成り立つはずがない。
儲かっているのは、保険会社と銀行だけ。
いくら利下げしてもだめだろう。
賃金と物価を抑えることがまず先決である。
それがなければ、成長は上向かない。
のんびり資源の背中に揺られて過ごせるという幸運は何時まで続くだろう。
大丈夫、なにせたった3千万の人口しかないのだから。
羊は約8千万頭というから、潰れたらマトンで食いつなぐこともできる。
ペットフードでお馴染みのカンガルーは約6千万頭という。
マトンがあきたらペットフードもある。
(ちなみに牛は2,700万頭である)
「慌てず、騒がず、時計は持たない」
というのがオーストラリア国民の心情である。
「幸せの青いろのフラッグ」である。
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月22日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/32474/
ムーディーズ、豪のトリプルAを保証
「これは豪経済運営の国際的評価」と財相
12月22日、オーストラリア連邦政府のウエイン・スワン連邦首相代理は、
「国際格付け会社ムーディーズがオーストラリア経済の格付けを最高のトリプルAと評価した」
と発表している。
現在、連邦首相代理を務めるウエイン・スワン財相は、
「これは、オーストラリアの国家財政と経済ファンダメンタルズの手堅さを国際格付け会社が認めたことを示している。
他の先進経済国が軒並み格付けを下げられるか、引き下げを検討されている時に、オーストラリアの経済は金箔付きのAAA格付けだ。
ムーディーズは、我が国の財政力と小さな負債に注目し、政府の財政政策に折り紙を付けた」
と述べている。
一方、ムーディーズは、
「オーストラリアのトリプルAは、豪経済の持久力の強さ、政府の財政能力の高さ、リスクに対する高い耐久力などを根拠にしており、同国の経済的持久力は、国民一人当たりの所得の高さ、規模の大きさ、経済的多角性などで証明されている。
同国は世界の最先進経済国の一つとして、鉱物、炭化水素、農業など、巨大な資源部門を抱えるだけでなく、高度な製造部門やサービス部門も擁しており、ガバナンスでもその指標の高さは明らかにされている」
と述べている。
スワン財相は、
「11月にも、オーストラリア経済はフィッチ信用度格付けでトリプルAを受けている。
今年、オーストラリアは、スタンダード&プアを加え、国際格付け会社3社からトリプルAの格付けを与えられた。
これはジョン・ハワード保守連合政権時代にもなし得なかった快挙だ。
これまで、野党保守連合のトニー・アボット氏や、財務スポークスマンのジョー・ホッキー氏は、オーストラリア経済の状況を常に暗く、悪く言ってきたが、彼らがどれほど間違っていたかを示すものだ」
と語っている。(AAP)
』
豊かな農業と飼育が残っている。
「羊とカンガルーがいるぜよ !」
日本食品店へいったら NICHIGO PRESS の来年1月号がおいてあった。
その記事の中で目についたのが、「今年、豪ドルは50円台へ」という薄ら寒い内容のもの。
コピーしようと思って探したがONLINEには載っていないようなのでタイプしてみる。
『
今年、豪 ドルは50円台へ
欧州危機は収まりがつかなくなってきました。
イタリア国債の利回りは7%を超え、支援を余儀なくされる水準を超えてきました。
今年(2012年)2,3月には国債の大量償還も控えています。
仮に、イタリア危機を収束させることができたとしても、次はフランスが控えています。
ユーロの安定にはまだまだ時間がかかりそうです。
こうした欧州債務問題が世界の株式市場まで悪影響を与えています。
問題が起きる度に株価が急落するということが繰り返されています。
ユーロ圏は緊縮財政を余儀なくされる中、来年には欧州景気はマイナス成長に陥る可能性が高まっています。
昨年(2011年)11月10日に 欧州委員会が発表した、2012年ユーロ圏17カ国の実質GDPは0.5%成長とのことですが、見通しが甘いと思います。
頼みの中国も、欧州への輸出減少から悪影響を受けるでしょう。
アメリカ景気も第3i四半期 は+2.5%と成長を見せましたが、再び成長が鈍化し、リセッションへ向かう可能性が高まっています。
欧米株価もまだ高値圏にありますが、景気後退 とともに下落相場へ移っていくことになるでしょう。
豪ドルは、世界景気が悪化し、投資家の態度がリスクオフになると急落する通貨です。
直近では、リーマンショック時に54円台まで売られました。
豪ドルは1983年に変動相場制に移行して以来、対米ドルで0.9から0.5ドル台を往来しています。
この20年の豪ドル安値を拾っていきますと
1995年05月に「58.76円」
2000年10月の「55.52円」
2001年09月の「55,99円」
2008年10月の「54,96円」
2009年02月の「55,52円」
と50円台をつけています。
1995年は日本にとって超円高時で、ドル円が80円を割った時であり、2000年、2001年はシドニー・オリンピック終了後の不況によるものです。
2012年は世界景気がかなり落ち込むことが予想され、豪ドルも60円を割る事態となる可能性が高まっています。
その時こそ、円を持っている人は、豪ドルを一気に買い込みましょう。
読者の皆さんは豪ドルを保有していると思いますが、豪州で暮らしている以上、円に替える必要はありません !
それよりも今後の金利 低下に備えて、今のうちに長期の預金で運用することが大事です。
長くても数年で再び強い豪ドルに戻ります。
』
さて、この方の薦めている長期預金とはいかなるものか。
ANZ銀行の定期預金金利を見てみる。
見難いですので、タイプしてみます。
3ケ月 5.5%
4ケ月 5.0%
5ケ月 5.6%
1年 5.0%
2-4年 5.3%
5年 5.8%
3ケ月ものが4ケ月ものより一割ほど利息がいい。
そして5年ものを除けば「5ケ月」ものが最も高金利である。
1年ものより一割以上レートがいいのである。
こうなるともはや言いようがないアホさ加減。
5ケ月の短期勝負で未来をまったく考えていない発想にして行動。
これでは誰も貯蓄に精出すなんてことはまったく考えなくなる。
そんなことはさておいて、5%は保証されるのがここの銀行預金。
しかし、変動金利なのであっと言う間に3%に落ちることがある。
長く寝かせると物価のほうが大きくなってしまうので、これも要注意。
でも筆者の言でいけば強い豪ドルになるまで5年レートで預金しておいたほうが賢いということでしょう。
でもね、それはお金持ちの話ですよね。
世界が不景気あろうとなかろうと、なにしろ安定しているのが「円」
あまりに固すぎるのでその分、 人気がない。
人気がないから、「日本の没落」などという人がいる。
こういう連中は井の中のカワズ。
外からみる日本は恐るべき国。
何があろうと「不動のジャパン」といった風情。
日本は常に世界のトップにある。
一歩先んじた先進国として
常に新たな課題に遭遇する運命を担っている。
世のオシャベリ連中はそれをはやしたてるが、とんでもないこと。
かくもすごい国は他には見当たらない。
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月30日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/32649/
世界経済不安で国内企業倒産失業も
豪商工会議所が2012年の国内経済予想
12月29日、国内大手経営者団体が、
「このまま世界経済不安が続けば、国内にも波及し、さらに企業の倒産が続き、失業者も増える」
と警告している。
豪商工会議所のピーター・アンダーソン会頭は、
「2012年、国内経済が成長を続け、連邦政府の財政黒字回復を確保するためには、もっと富の創出と事業利益に頼らなければならない。
残念ながら、2012年も、世界経済成長の低下が予想され、7月からは事業コストが増えることが予想されるため、企業倒産と失業率の増大の危険が続く。
連邦銀行が2か月続けて政策金利引き下げを決めたことは前途の多難さを物語っている」
と警告している。
年末も、消費者は、海外の経済の状況が悪いことを告げるニュースが続いていることから依然として消費には慎重で、小売業界も四苦八苦している。
アンダーソン会頭は、
「事業利益性を考え直す必要がある。一般国民が公共料金や住宅ローン返済に悪戦苦闘している一方で、銀行など大手企業の10億ドル単位の利益が厳しく批判された。
2012年こそ、事業が利益を挙げれば、汚い言葉を浴びせられる代わりに、安堵のため息が漏れるようにならなければならない。
2012年こそ、企業が利益を挙げることをかけ声にしなければならない」
と語っている。
会議所のかけ声に先立って、連邦政府のウエイン・スワン首相代理は、
「2012年度の会計予算案を作成しているが、最新の世論調査でも、労働党は有権者から厳しい批判を浴びている」
と語っている。(AAP)
』
<まぐろの目玉>
_
「クリスマスなんかなくなればいい」
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● ジングルベル
『
NICHIGO PRESS 2011年12月21日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/32406/
「クリスマスなんかなくなればいい」
若者に不人気なクリスマスと調査結果
12月21日付で発表された調査結果によると、若者の5人に1人は、「クリスマスがなくなればほっとする」と答えている。
全国的な若者の精神衛生財団「Headspace」が500人強の若者を対象に調査したもので、
「クリスマスと元旦は、憂鬱と孤独感と家族間の葛藤が厳しくなる時期」
と答えている。
また、3人に1人が
「クリスマスが来ると普段より気分がひどくなる」
と答えており、5人に1人が
「クリスマス休暇がなくなればほっとするだろう」
と答えている。
特に18歳から25歳の年齢層がもっともクリスマスを嫌悪しており、回答者の40%が
「クリスマス・シーズンは不幸になる」
と答えているが、18歳未満では、この回答は20%程度だった。
さらに、クリスマスが嫌いな理由として 「家族間の葛藤」を挙げているのが60%にのぼり、また半数以上が経済的に苦しくなりことを挙げている。
Headspaceのクリス・タンティCEOは、
「クリスマスは本来家族が集い、お祭り気分を楽しむ時季ということになっているのだが、若者の場合は必ずしもそうではない。
クリスマスはプレゼントを交換し合う時だが、親はこの機会を利用し、子供達にもっと意味のある贈り物、会話を交わし、子供達がうまくやってゆけているかどうかをチェックすることが大事だ」
と述べている。(AAP)
』
話がずれているような気がする。
「クリスマスはプレゼントを交換し合う時だが、
親はこの機会を利用し、子供達にもっと意味のある贈り物、会話を交わし、子供達がうまくやってゆけているかどうかをチェックすることが大事だ」
という
その考え方がクリスマス嫌いにさせているのではないのか。
この方、そのことがまったく分かっていないようである。
ということは、これからもクリスマス嫌いは続くということになる、
ということだろう。
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月23日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/32490/
VIC、クリスマスは家庭内暴力の季節
10分に1回の割で警察が出動
先日、若い世代がかなりの比率でクリスマスを嫌っているという調査結果が報道されたが、12月22日付でVIC州警察が発表した数字は、若者のクリスマス離れがこの時期の家庭に問題があることを示している。
クリスマスが人々の平和と善意の日であるなら、VIC州民にはそのメッセージがほとんど通じていないとも言える。
2010年のクリスマス・デーには、VIC州警察は、10分間に一度の割合で家庭内暴力の通報を受信、出動した。
VIC州警察長官に就任して間もないケン・レイ氏は、2010年12月の家庭内暴力は州全域の警察への訴えがあっただけでも3,500件を数え、ピークはクリスマス・デーの126件の暴行事件だった。
フェアファクス系ラジオのインタビューに対して、レイ長官は、
「昨年の12月25日には、10分に1回、州内のどこかの家庭で女性や子供が家族から暴力を受けたり、暴力で脅された。
警察官がどこかの家庭を訪れ、暴行を受けた被害者を見たり、怯えきっている人達を見たり、家族の一員を家庭から保護し、子供を家庭から引き離さなければならないというのは非常に残念なことだ。
しかも、それがクリスマスの日に最高潮に達するのだから。
多くの家庭が様々なプレッシャーを感じており、クリスマスの日にそれが噴き出し、往々にして家族が傷つくことになる。
家族問題、経済問題、アルコール中毒などが引き金になることが多い。
また、正午から午後8時にかけて、家族が集まる頃、子供達が楽しい思いをするはずの時間帯に一番トラブルが起きやすい」
と語っている。
また、警察は、児童保護機関その他の団体との協力体制を組んでクリスマスに備えているが、みんなが平和なクリスマスを過ごせるようお願いしたい、と呼びかけている。(AAP)
』
かわいそうな私の国。
建前と本音が軋みはじめている。
<まぐろの目玉>
_
● ジングルベル
『
NICHIGO PRESS 2011年12月21日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/32406/
「クリスマスなんかなくなればいい」
若者に不人気なクリスマスと調査結果
12月21日付で発表された調査結果によると、若者の5人に1人は、「クリスマスがなくなればほっとする」と答えている。
全国的な若者の精神衛生財団「Headspace」が500人強の若者を対象に調査したもので、
「クリスマスと元旦は、憂鬱と孤独感と家族間の葛藤が厳しくなる時期」
と答えている。
また、3人に1人が
「クリスマスが来ると普段より気分がひどくなる」
と答えており、5人に1人が
「クリスマス休暇がなくなればほっとするだろう」
と答えている。
特に18歳から25歳の年齢層がもっともクリスマスを嫌悪しており、回答者の40%が
「クリスマス・シーズンは不幸になる」
と答えているが、18歳未満では、この回答は20%程度だった。
さらに、クリスマスが嫌いな理由として 「家族間の葛藤」を挙げているのが60%にのぼり、また半数以上が経済的に苦しくなりことを挙げている。
Headspaceのクリス・タンティCEOは、
「クリスマスは本来家族が集い、お祭り気分を楽しむ時季ということになっているのだが、若者の場合は必ずしもそうではない。
クリスマスはプレゼントを交換し合う時だが、親はこの機会を利用し、子供達にもっと意味のある贈り物、会話を交わし、子供達がうまくやってゆけているかどうかをチェックすることが大事だ」
と述べている。(AAP)
』
話がずれているような気がする。
「クリスマスはプレゼントを交換し合う時だが、
親はこの機会を利用し、子供達にもっと意味のある贈り物、会話を交わし、子供達がうまくやってゆけているかどうかをチェックすることが大事だ」
という
その考え方がクリスマス嫌いにさせているのではないのか。
この方、そのことがまったく分かっていないようである。
ということは、これからもクリスマス嫌いは続くということになる、
ということだろう。
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月23日
http://nichigopress.jp/ausnews/news/32490/
VIC、クリスマスは家庭内暴力の季節
10分に1回の割で警察が出動
先日、若い世代がかなりの比率でクリスマスを嫌っているという調査結果が報道されたが、12月22日付でVIC州警察が発表した数字は、若者のクリスマス離れがこの時期の家庭に問題があることを示している。
クリスマスが人々の平和と善意の日であるなら、VIC州民にはそのメッセージがほとんど通じていないとも言える。
2010年のクリスマス・デーには、VIC州警察は、10分間に一度の割合で家庭内暴力の通報を受信、出動した。
VIC州警察長官に就任して間もないケン・レイ氏は、2010年12月の家庭内暴力は州全域の警察への訴えがあっただけでも3,500件を数え、ピークはクリスマス・デーの126件の暴行事件だった。
フェアファクス系ラジオのインタビューに対して、レイ長官は、
「昨年の12月25日には、10分に1回、州内のどこかの家庭で女性や子供が家族から暴力を受けたり、暴力で脅された。
警察官がどこかの家庭を訪れ、暴行を受けた被害者を見たり、怯えきっている人達を見たり、家族の一員を家庭から保護し、子供を家庭から引き離さなければならないというのは非常に残念なことだ。
しかも、それがクリスマスの日に最高潮に達するのだから。
多くの家庭が様々なプレッシャーを感じており、クリスマスの日にそれが噴き出し、往々にして家族が傷つくことになる。
家族問題、経済問題、アルコール中毒などが引き金になることが多い。
また、正午から午後8時にかけて、家族が集まる頃、子供達が楽しい思いをするはずの時間帯に一番トラブルが起きやすい」
と語っている。
また、警察は、児童保護機関その他の団体との協力体制を組んでクリスマスに備えているが、みんなが平和なクリスマスを過ごせるようお願いしたい、と呼びかけている。(AAP)
』
かわいそうな私の国。
建前と本音が軋みはじめている。
<まぐろの目玉>
_
2011年12月21日水曜日
反捕鯨団体シーシェパードとオーストラリア政府
_
● ゴジラ
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月20日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32395/
「捕鯨阻止するSSに課税とはけしからん」
法の平等な適用に不満なワトソンの理屈
国税庁が誰に対しても法に基づいて職務を遂行するのは当たり前であり、批判されることではない。
しかし、武闘派反捕鯨団体シー・シェパード(SS)のポール・ワトソン会長は、
「捕鯨を阻止しているのだから特別待遇しろ」
と言いたいらしい。
過去の言動でも居丈高になったり泣き言を言ったり、ずいぶん甘やかされた言動をしてきたが、またもやオーストラリア政府に居丈高な泣き言を言っている。
12月20日、SSは、
「オーストラリアで免税を受けて給油や物資補給しているのだから、オーストラリアに再給油に戻る前に他の国に立ち寄らなければならないと言われ、20万ドルの税金を支払えと脅されている」
と発表した。
南氷洋で日本捕鯨船団を探しているSSのワトソン活動家は、
「豪政府は、今度は、他の国に立ち寄らなければオーストラリアに再給油に戻ってくることはできないと言い出した。
捜索を1週間放棄してニュージーランドに寄港しなければならないということだ。
もし、それができなければ、前回の給油の免税額20万ドルを支払えと言っている。
豪政府は、私の組織に対して『消極的敵対行為(passive aggressive)』をしかけている。
我々は豪国民の支持を受けているから、政府も強くは出られないが、小刻みにいつも攻撃してくるのだ」
と豪政府を口を極めて罵っている。
さらに、
「ピーター・ギャレット元環境相は、SSが彼の選挙戦に働きかけてやったのに、私の組織を裏切って背後から刺してきた。
前のハワード保守連合政府の方が、現労働党政府よりはるかにわれわれに協力的だった。
現政府は初めから我々に対して敵対的だ」
と続けている。
また、
「トニー・バーク現環境相に、我々を保護するために、オーストラリア艦船を南氷洋に派遣してもらえないかと頼んだが、彼はできないと言った」
と言われたとしている。
さらに、
「イルカを海から囲いに移している現場を撮影していたSSのオランダ人活動家が12月16日に逮捕され、さらに、和歌山県太地で、アメリカ国籍活動家3人が逮捕され、携帯電話以外の電子通信機器を押収され、2人が逮捕された。
彼らは23日間勾留される」
と語っている。
税関局では、
「同団体の船が国際航海をしない限り、燃料税と消費税を支払わなければならない。
その他、オーストラリアの港で免税で購入した物品の消費分が改めて課税される。
関税法によれば、国際航海とはオーストラリア領以外の国に寄港することが条件であり、公海に出るだけでは不十分だ。
オーストラリア領と公海を行き来するだけでは関税法に基づく免税の条件を満たさず、オーストラリア港を出て、帰港するまでの期間に消費された燃料油と物品の燃料税や消費税を払わなければならない」
と確認している。(AAP)
● google画像より
』
『
ICHOGO PRESS 2011年12月29日
http://www.blogger.com/posts.g?blogID=6285092461511555300
旧名ゴジラ、新名バルドーのバットマン船
(訳注:黒一色のバットマンの自家用車を思わせる高速艇「アディ・ギル」号を失った武闘派反捕鯨グループ、シー・シェパード[SS]は、
昨年、アディ・ギル号に似たバットマン自動車風の高速艇「ゴジラ」号を登場させたが、
ゴジラの著作権を持つ会社から著作権法違反の通告を受けたため、
船を「ブリジット・バルドー」号と改名した。
バルドー氏は、フランスの元肉体派女優で、引退後動物愛護運動を始めたが、反イスラム反同性愛民族差別排外主義の言動で何度も罰金刑を言い渡され、複数の人権団体からも、その言動をめぐって訴訟の警告を受けている札付きの人物。
彼女の夫もフランス右翼団体国民戦線の顧問を務めたことがある)。
先日、SSの無人偵察機が日本の調査捕鯨船団を発見したと報道されているが、同グループの偵察船が、WA州沖合で荒波のため船腹にヒビが入り、救難信号を発信したと発表している。
救難信号を発したのは、
「ブリジット・バルドー(AAP原文では”Bridget Bardot”と綴られているが、これは”Brigitte”の英語綴り。SSがどちらの綴りを使っているかは不明)」号で、12月28日夜、フリーマントルから1,500カイリ南西で6mの荒波を受け、船腹が破損した。
同団体旗艦のスティーブ・アーウィン号に乗るポール・ワトソン会長(同人は船長資格を持たず、キャプテンを詐称しているとの情報がある)は、バルドー号に急行し、フリーマントル港まで同伴または曳航すると発表している。
バルドー号の10人の乗組員は全員無事。
ワトソン会長は、
「バルドー号のポンツーンが破損していると思われ、修理のためにフリーマントルに戻すしかないはず。
スティーブ・アーウィン号は、フリーマントルから再び南氷洋に向かい、ボブ・バーカー号と共に、日本捕鯨船団を追跡する」
と発表している。
首相代理を務めているウエイン・スワン財相は、ブリスベンを訪れており、
「事故の話は未だ聞いていない。
海上で起きた事故であれば、それが誰であり、安否を気づかうのが当然。
特に現在のような荒天下、シー・シェパードがいる海域を考えればなおさらのこと」
と記者団に語っている。(AAP)
』
● 高速艇「アディ・ギル」号(アージー号)接触
このあと沈没する。
『
NHKニュース 2011年1月5日 15時43分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120105/t10015070841000.html
調査捕鯨にこの冬初の妨害活動
南極海を航行中の日本の調査捕鯨船に対し、反捕鯨団体「シー・シェパード」の船が、日本時間の4日、妨害活動を行いましたが、今のところ日本の船団には、けが人などは出ていないということです。
水産庁によりますと、日本時間の4日午後6時ごろ、南極海で調査捕鯨を行っている「第三勇新丸」に対し、反捕鯨団体シー・シェパードの船がボートを出して、海中にロープやワイヤーを投げ入れて航行を妨げたということです。
これに対し、調査捕鯨船は、警告したうえで、ボートに放水などをしましたが、妨害活動は5時間半にわたって続いたということです。
この冬、日本の調査捕鯨船団がシー・シェパードから妨害活動を受けるのはこれが初めてですが、今のところ、日本側の乗組員や船に被害はないということです。
水産庁はシー・シェパードの妨害活動に備え、この冬の調査捕鯨では初めて、海上保安官が同乗する監視船を船団に同行させています。
水産庁では
「妨害活動は、調査捕鯨に従事する乗組員の生命や船の安全を脅かす極めて危険な行為で、断じて許されるものではない」
と話しています。
シー・シェパードの代表で、妨害行為を指示していたとしてICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配されているポール・ワトソン容疑者は、NHKの電話取材に対し、海中にロープなどを投げ入れたことを認めたうえで
「日本が南極海で捕鯨を行うことこそ違法であり、われわれは、その行為をやめさせるために行動しているだけだ」
と妨害行為を正当化しました。
シー・シェパードは、先月、3隻の船をオーストラリアの港から出航させましたが、先月下旬、荒波を受けて1隻が損傷し、もう1隻の船でえい航することになったため、現在、南極海で調査捕鯨の妨害を行っているのは1隻のみとなっています。
』
オーストラリア政府はICPOから国際犯罪手配されている者への寄港を許しているということは、政府自体が国際犯罪の幇助をしていることになる。
が、しかしオーストラリアの世論はシーシェパードを英雄視しているために、手を出せない。
この国には法秩序が若干あいまいなところがある。
これは宗教がベースになっているためである。
法秩序の上に宗教意識が居座っているためである。
これはしかたがない。
この宗教には「生物ランク」があって、人間は最上位にj君臨し、クジラは哺乳類のため人間の次に優秀な生物とみなされているのである。
牛やカンガルーや羊はランクが低い。
この国には自然の概念はない。
「自然の一部としての人間 」とい考え方はない。
人間は神に造られたもの、という概念である。
よって、ヒエラルキーとしての生物ランクが厳然として犯しがたい規律として輝いている。
よって感情主義で科学的論理の微塵もない。
『
NICHIGO ONLINE 2012年1月6日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32890/
シー・シェパード、海賊旗降納を命じられる
「海賊旗は不適切」と港港湾局長
先日、シー・シェパード(SS)の
ポール・ワトソン会長がオーストラリア政府を罵倒したことがAAPで伝えられたが、面白いことにオーストラリアのメディアはほとんど報道しなかった。
ただし、先日、オーストラリア南極部が、SSの飛ばしている無人偵察機、いわゆるドローンの飛行許可申請を求めたことやそれについてワトソン会長が不平を述べたことは報道された。
また、嵐で破損した「ブリジット・バルドー」とそれを護衛する「スティーブ・アーウィン」がフリーマントル港に戻る航海の間、第二昭南丸が尾行したことについて、豪緑の党は、
「豪政府は日本政府に対して、なぜ第二昭南丸がSSの船を尾行するのか問い質し、尾行をやめるよう要求すべきだ」
と発言している。
これまでのところ豪政府は緑の党を相手にしていない。
1月6日、今度は、WA州フリーマントル港に入ったSSの「スティーブ・アーウィン」に対して、フリーマントル港湾局長名で、
「船の海賊旗を降ろすよう」
命令があった。
ワトソン会長は、
「この船は8年間世界各国の港に海賊旗を掲げたまま入った。
フリーマントルにも入った。
この旗を降ろせと言われたのは初めてだ。
まあ、言い争う気はない。
旗を降ろす」
と言ったと報道されている。
問題の旗は、黒地に、頭蓋骨、陰陽(中国の易学)を表すイルカとクジラ、その下にギリシア神話の海神ネプチューンの三つ叉と羊飼いの手元の曲がった杖という神秘主義のガラクタを寄せ集めたようなデザイン。
フリーマントル港湾局スポークスウーマンは、
「港湾局長が、全豪船長協会の連邦マスター資格で要求した。
問題の海賊旗は、現代の世界の海運事情にそぐわず、他の海員に不快感を与えるものだ」
と発表している。
さらに、
「過去1年間、商船に対する海賊行為が頻発していることを考慮して、港湾内での海賊旗掲揚は好ましくないと判断したものであって、スティーブ・アーウィンだからということではない」
と補足している。(AAP)
』
オーストラリア政府は弁明にシドロモドロである。
それは、おのが論理が
非常に宗教的で一般常識を欠いたものである
ことは十分認識しているためで、どうにもできないジレンマに陥ってしまっているからである。
とりあえず、目に付くところで一言いっておこう、という
姑息な対応しかとれないということであろう。
『
MSNニュース
第二回目の妨害活動
』
『
NICHIGO PRESS 2012年1月8日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32987/
反捕鯨団体員3人、日本船に不法侵入
豪への返還と南氷洋からの退去を要求
武闘派反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の船に乗っていた自然保護団体員3人が夜陰にまぎれて捕鯨船団護衛船に乗り移った。
SSのポール・ワトソン会長はオーストラリア政府に対して、
「3人が日本に連行され、裁判を受けることがないよう、豪政府が3人の身柄返還を要求すべきだ」
と主張しているが、内外の法制を無視して無責任なことを言ってきたSSや緑の党と異なり、
オーストラリア政府にとって、領海外で3人が意図して日本船に侵入し、違法行為の現行犯と見なされる以上、3人の身柄は船の船籍国の保護の下にあることを尊重せざるを得ない。
3人の家宅侵入者は、自然保護団体「Forest Rescue(FR)」のメンバーを名乗っており、SSのブリジット・バルドーとスティーブ・アーウィンを尾行してバンバリー沖合領海外にいた捕鯨船団護衛船第二昭南丸の防御網を乗り越えて船に乗り移ったもので、
「我々をオーストラリア領に返還し、我々の海(オーストラリアが主張しているが、世界のほとんどの国が認めていない豪領南極領海を指していると思われる)から立ち去れ」
と要求している。
しかし、第二昭南丸は3人を乗せたままスティーブ・アーウィンの尾行を続けている。
日本鯨類研究所スポークスマンのグレン・インウッド氏が、3人は船で保護されていることを明らかにし、3人に危害は一切加えられてない。
訊問を受けているが、現在のところ、3人の処分についてはまだ何も決まっていない。
3人が侵入したのはオーストラリア沿岸から40kmの位置で、領海のはるか外側だ。
「それ以外の情報はすべて虚報だ」
と語っている。
これに対して、SSとFRは、3人が侵入したのは海岸から16.2マイルで領海をはるかに離れているが、24マイル(おそらくカイリ)の接続水域内だったと主張している。
ただし、接続水域はあくまでも公海である。
ニコラ・ロクソン法務長官は、
「東京の豪大使館が日本政府に詳しい情報を求めている。
この船が豪領海に近ければ、直ちに安全な返還の協議を通告したことと思う。
3人をオーストラリアに返還してもらう筋道はいくつかあるが、
領海外で起きた以上、政府にできることはほとんどない。
3人が日本に連行される可能性が強い」
と発表している。
ワトソン会長は、
「武装した日本船がオーストラリア国内でオーストラリア国民をつかみ上げ、日本に連行するようなことになればオーストラリア政府が恥をかくことになる。
国民の利益を守るのが政府の義務のはず。
日本船にはオーストラリア領海内で捕虜を撮る権利はない」
と発表している。
グレッグ・ハント野党保守連合環境スポークスマンは、
「このような事件が起きることは何度も警告されていたが、政府はそれを無視してきた。
直ちに税関局の船を派遣し、ただちに捕虜を日本船からオーストラリア当局に引き渡すよう要求すべきだ」
とAAPに語っている。
レイチェル・シーワート緑の党上院議員は、
「3人の抗議者の行為は、我が国政府が南氷洋での違法な捕鯨を終わらせる措置を取らなかったことにより直接引き起こされた」
と発言し、
「3人の抗議者を船に乗せたまま、南氷洋に戻ることは容認できない」
としている。
3人は、パース在住の47歳の男、バンバリーの44歳の男、フリーマントルの27歳の男で、所属するFRは、
「3人はクジラを守るためにオーストラリアの森から出てきた」
と称している。
(訳注:海に転落したSSメンバーの捜索を行った調査捕鯨船にSSが攻撃したことがある。
また2人が乗り込み、間もなく豪税関局の船に引き渡されたが、その間に発信器を船に取り付け、SSの捕鯨船追跡に使ったとワトソン自身が豪語した。
さらに、前季には、NZ人のピーター・ベシューンが愛艇アディ・ギルと共にSSに参加、ベシューンも日本船に不法侵入し、東京に連行され、裁判を受けた。
執行猶予付きの実刑判決を受け、直ちにNZに強制送還され、ベシューンはワトソンの行為を非難するウェブページを発表し、ワトソンと絶縁した)。
』
「バカだね」
身柄を拘束されてしまっては身もふたもないではないか。
捕鯨船の進路妨害やいやがらせをやることによってアピールができる。
捕まってしまってはどうにもしようがない。
この問題は「キリスト教原理主義」の反捕鯨団体の動きで、ちょうど「イスラム原理主義」の連中のやることと同じである。
ただ、キリスト教原理主義の方は理性が勝ちすぎていて、浮いてしまっているところがある。
「科学対宗教」といった対立では宗教に分はない。
そこが反捕鯨運動の辛いところだ。
でもね、捕まってしまってはその運動すらもできないではないか。
裁判闘争でもやる目論見があるのだろうか。
『
NHKニュース 2012年1月8日 14時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120108/t10015129371000.html
捕鯨監視船無断乗り込み 事情聴取
日本の調査捕鯨に同行してオーストラリア沖を航行していた水産庁の船に、日本時間の8日朝、反捕鯨団体「シー・シェパード」の関連団体のメンバー3人が無断で乗り込み、現在、この船に同乗していた海上保安官が事情を聞いているということです。
水産庁によりますと、日本時間の8日午前5時半すぎ、オーストラリア南西部にあるバンベリー港の沖合およそ40キロの海上で、調査捕鯨に同行している水産庁の監視船「第二昭南丸」にゴムボートが急接近し、3人の男が無断で乗り込んできたということです。
「第二昭南丸」は、反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害活動を防ぐために水産庁が派遣した船で、現在、この船に同乗していた海上保安官が3人から事情を聞いているということです。
この3人について、「シー・シェパード」は、関連団体のメンバーだとしていて、このうち代表とみられる男は、インターネット上に声明を出し、
「オーストラリア政府がこの海域での捕鯨をやめさせないので、代わりにわれわれが乗り込んだ」
としています。
水産庁では、海上保安庁と連携して引き続き3人から事情を聞くとともに、今後の対応を検討することにしています。
水産庁の監視船に乗り込んだ男3人は、オーストラリアの環境保護団体「フォレスト・レスキュー」のメンバーです。
この団体ではこれまで、反捕鯨団体「シー・シェパード」が行う日本の調査捕鯨船などへの妨害活動に賛同してきましたが、実際に活動に加わったのは今回が初めてだということです。
団体の広報担当者は、NHKの電話取材に対し
「この海域での捕鯨はこれ以上容認できない。
調査捕鯨船が海域を去り日本に戻ることを望む」
と訴えました。
そのうえで、日本が調査捕鯨を今後続けた場合、
「さらに強力で大規模な行動をとるだろう」
と警告しました。
「シー・シェパード」は、3人が日本側に身柄を拘束されたと発表していますが、海上保安庁によりますと、身柄の拘束はしておらず、「第二昭南丸」に同乗している複数の海上保安官が、乗り込んできた3人から任意で事情を聞いています。
3人は冷静で、船内で暴れるといった様子はないということです。
反捕鯨団体のメンバーが調査捕鯨船団に乗り込んだケースはこれまでに2回あります。
4年前(平成20年)の1月のときには、シー・シェパードのメンバー2人が乗り込みましたが、このときは、早期に問題を解決しようとオーストラリア政府に協力を求め、2日後に洋上でオーストラリア政府の監視船に身柄を引き渡しました。
一方、おととし(平成22年)2月、激しい妨害活動を行ったシー・シェパードの元船長が乗り込んだケースでは、船長の権限で身柄を拘束し、その後、東京港に接岸した船内で海上保安庁が逮捕しました。
元船長は、船に無断で乗り込んだほか、薬品入りの瓶を撃ち込んで乗務員にけがをさせたとして日本で裁判が行われ、執行猶予のついた有罪判決を受けて母国のニュージーランドに強制送還されました。
今後の対応は、関係省庁が国内外の状況を見ながら協議することになるとみられています。
』
宗教というのは国民合意に近い形だが、それが世界にとって合意かというとそうはゆかない。
イスラム原理主義はイスラム教にとって至宝だが、キリスト教にとっては悪魔にみえる。
キリスト教原理主義はキリスト教徒にとって常識だが、
世界的には偏狭な非科学的論理にすぎない。
『
NICHIGO PRESS 2012年1月9日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/33056/
日本側、3人の豪政府引き渡しを決定
1月10日午前零時過ぎ、日本の共同通信が、「日豪両政府が、第二昭南丸に侵入した3人の反捕鯨活動家の処遇を話し合った結果、日本政府が身柄を豪政府に引き渡すことに同意した」と報じている。
3人は、自然保護団体「フォレスト・レスキュー(FR)」のジェフリー・タクスワース、サイモン・ピターフィ、グレン・ペンドルベリーの3人で、FRは、
「3人はハンガー・ストライキを誓って忍び込んだ。
サイモンは高コレステロール、グレンはADHDでどちらも持薬を携帯していない」
と発表していた。
共同通信報道によると、
「3人が第二昭南丸に違法侵入した際に乗組員に負傷者が出たわけでもなく、裁判に持ち込んでも家宅侵入の軽微な罪でしかないので、日本に連行する気はない」
というのが日本政府の考えとされている。
3人は、侵入後、自分たちの身柄をオーストラリアに返すこととオーストラリア近海から退去することを要求したが、第二昭南丸は3人を乗せたまま、反捕鯨団体シー・シェパードのスティーブ・アーウィン号を尾行して南氷洋に向かった。
そのため、3人も豪政府の連絡が取れない状況になっている。
侵入事件が伝わると、連邦政府のニコラ・ロクソン法務長官が直ちに
3人の身の安全や福利を日本政府に確認し、できる限り早く3人をオーストラリアに送還すること
を日本政府と掛け合っていた。
しかし、同時に、
「3人は自分たちの行為もその結果も充分に承知して行動したはず。
自分たちが違法行為を行えば、その結果も引き受けるべきだ。
現にその結果が次々と現れている」
として、フォレスト・レスキューの3人の行為を批判し、あくまでもオーストラリア国民保護の立場で動いているとして、
3人から距離を置いて
いる。(AAP)
』
オーストラリア政府の立場は少々大変だ。
宗教的な支持をするわけにもゆかず、法律的な非難をするわけにもゆかない。
『
NHKニュース 2012年 1月10日 17時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120110/t10015167001000.html
反捕鯨団体逮捕せず 豪首相謝意
オーストラリアの沖合で、反捕鯨団体のメンバー3人が、日本の調査捕鯨に同行していた水産庁の船に無断で乗り込んだ問題で、日本政府が3人を逮捕しないと決めたことについて、オーストラリアのギラード首相は日本政府への謝意を示すとともに、3人の行動を非難しました。
反捕鯨団体、シー・シェパードの関連団体のメンバー3人は、9日、オーストラリア南西部の沖合で、調査捕鯨に同行している水産庁の監視船「第二昭南丸」に無断で乗り込みました。
日本政府は、この3人に任意で事情を聞いた結果、乗組員にけがをさせたり、船体に損傷を与えたりする妨害活動はなかったなどとして、逮捕はせずに、オーストラリア政府に引き渡すことを決めました。
これについて、オーストラリアのギラード首相は10日、
「日本政府の協力に感謝する」
というコメントを発表しました。
そのうえで、3人の行動は危険で「容認できない」と非難したうえで、今後、同じような行為があった場合は、罪に問われる可能性があると警告しました。
3人の引き渡しを受けるため、オーストラリア政府が派遣した船が向かっているということです。
この一方で、ギラード首相は
「捕鯨をやめさせるには法的な手段が最適だ」
と述べ、オーストラリア政府としては、日本を提訴している国際司法裁判所などの場で、調査捕鯨の廃止を求めていく立場を強調しました。
』
国際司法の場っていうのは、宗教的ではないのである。
あくまで科学と法律にのっとって行われるのが建前である。
法律には
クジラは哺乳類であって、哺乳類を捕獲してはいけない、とは書いていない
のである。
ではどうするかというと、クジラという資源が絶滅の危機に瀕しているとか、クジラの捕獲が非人道的だとか、といったデータを示さないといけないということになる。
クジラの捕獲が非人道的だというのはもちろん国際的には認められない。
よって唯一の論点は資源の絶滅ということになるが、提訴するには具体的な資料をもってそれを立証しないといけない。
ところが、この資料を持っているのは唯一調査捕鯨をしている日本なのである。
もし日本がその資料をクジラの頭数は十分に確保されているという報告に使うとなると、もはやオーストラリアはどうにもしようがないのである。
そのためにオーストラリアはここに提訴することにためらっていのである。
もし提訴するならオーストラリア政府は多数派工作という司法にはあるまじきいかさま行為をして、有利に運ばなければならなくなってくる。
そうでもしないと「捕鯨容認」の裁判結果がでる可能性の方が高いのである。
司法結果がでれば、もはや打つ手はなく、おおぴらに捕鯨が再開されることにもなる。
となると、今度は司法に訴えたオーストラリアがキリスト教原理主義に同情する国からの突き上げをくらうことになる。
「なぜ、司法裁判所へ提訴したのだ」
とね。
どうみてみても、オーストラリアに分がないのである。
これはしかたがなことなのである、
宗教的な感情でしか根拠をもたないのだから。
日本としてはオーストラリアが国際司法に訴えてくれたほうが有利である。
そのためのデータも揃えており、勝ってあたりまえにまでなっているのである。
勝てば捕鯨が国際的に容認されたことになるのである。
そして、オーストラリアは国際テロ支援国家の烙印を押されてしまうことになるのである。
それが、オーストラリアにとっては怖いのである。
『
NICHIGO PRESS 2012年1月14日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/33172/
拘束の反捕鯨活動家、帰国の途に
法務長官、日本政府の協力に謝意
日本の捕鯨監視船に6日間拘束されていた反捕鯨活動家3人が帰国の途についた。
ロクソン法務長官は、3人の引渡しが13日午後、「関係者全員の万全の協力」のもと滞りなく完了したことを明らかにした。
関税局の船で移送中の活動家3人は今後健康診断を受ける予定だが、健康に問題はない模様。
同法務長官は声明で、「我々は平和的抗議活動は支持するが、外洋での危険な行動は異なる。
捕鯨問題で対峙する両者には、法を守り冷静に行動することを強く求める」と述べている。
「フォレスト・レスキュー・オーストラリア」に所属する3人は、2010年のニュージーランド人活動家のケースと同様、日本に連行され不法侵入容疑で逮捕される可能性があった。
同活動家は5カ月間の拘置後、執行猶予の判決を受け強制送還されている。
同長官は、3人が拘束を解かれたことはよい結果だとしながらも、移送には莫大な費用がかかり納税者の負担となることを指摘した。
豪政府の求めに応じて3人の引渡しに応じた日本政府に対し、同長官は協力に感謝するが捕鯨には反対し続けることを強調した。
また、南洋での捕鯨中止を願う豪国民に対しては、無謀な行動に出ずに国際司法裁判の場での政府の活動を支持するよう呼びかけた。(AAP)
』
オーストラリア政府も苦しまぎれだな。
ちょっとかわいそうだが、しかたあるまい。
『
NICHIGO PRESS 2012年1月17日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/33243/
調査捕鯨をめぐる「虚々実々」の「嘘」
国際法専門家が対立の法的側面を概説
(訳注:日本の科学調査捕鯨をめぐって、豪国内では様々な言説が飛び交っているが、かなりのものは嘘や事実誤認、無知、曲解にあふれていると思った方がいい。
ここで国際法専門家が述べていることを、政府もメディアも野党、緑の党、環境保護団体も、国民にはっきりと説明しようとはしていない)。
1月10日付AAP配信。野党、緑の党、環境保護団体は、日本の捕鯨船が、WA州沖合や南氷洋で不当にオーストラリア領海に侵入していると言っているが本当だろうか?
まず、オーストラリア大陸を取り巻く海を見てみよう。
「領海」は海岸線から12カイリ(22.2km)まで。
「接続水域(CZ)」と呼ばれる水域は12カイリから24カイリ(44.4km)まで。
その他に「経済専管水域(EEZ)」が海岸線から200カイリ(370km)の水域
というのが現在国際的な合意を得ている。
シドニー大学の国際法専門家、ティム・スティーブンズ博士は、
「まずはっきりさせておくと、一国の政府は、外国船がEEZ、CZ、領海を航行することを阻止できない。
領海であっても、外国船は、不法行為をしない限り通行権がある。
3人のオーストラリア人が第二昭南丸に乗り込んだのはCZだった。
CZでは、オーストラリア政府は、船が漁業、密輸、検疫などに関する違法行為を行っているか、行っていると疑うに足る事情がない限り、その船の航行を妨げることはできない。
従って、CZをオーストラリア領海と称したり、3人が誘拐されたと主張するのは真実ではない」
と断言している。
ジュリア・ギラード連邦首相は、
「日本側が、第二昭南丸がオーストラリアのEEZに入ることを通告してきた際に、私は、船を歓迎しないとはっきりと伝えた」
と語った。
オーストラリアは、全ての船に対して、オーストラリアのEEZに入る際には当局に通告することを求めているが、国際法上、船にはその求めに応じる義務はない。
EEZは、国際法上、公海であり、ギラード首相の発言には何の法的効力もない。
次に南氷洋を見てみよう。
オーストラリアは南極大陸の面積の42%に領土権を主張している。その大陸に接する領海、CZ、EEZはどうなるのか?
これについて、スティーブンズ博士は、
「オーストラリアは南極条約を遵守しており、
(南極条約は、条約以前に行われたオーストラリアの領土権主張については関知しないが、統治権の行使は禁止しており、)
南極大陸においても、豪領南極に伴うEEZについても、外国人や外国船籍の船に対してオーストラリアの統治権を行使したことはない」
と説明している。
また、
「ギラード首相が、『オーストラリアは、海原を駆け回り、国際警察官となって取り締まって回る法的権限を持っていない』と明言したのはきわめて正しい。
一方、トニー・アボット野党保守連合リーダーが、
『オーストラリア政府は、南氷洋で国家主権を行使すべきだ』
と発言したのはまったく間違っている。
もしそのようなことを実行すれば、世界各国が南極条約を脱退する結果になり、南極条約が破綻すれば、世界の大国が、南極の豊かな資源を争ってとんでもない結果になるだろう」
と説明している。
次に、オーストラリアは、EEZをクジラサンクチュアリーに指定した。
その指定に基づき、連邦裁判所が、南氷洋で捕鯨をした日本船はオーストラリアの国法を破ったと判決を下したが、まだ一度もその判決が行使されていない。
これについても、スティーブンズ博士は、
「もし、オーストラリアがその判決を強制行使すれば、現在南極大陸を開発の破壊から守っている条約の妥協取引を台無しにして、各国が乱開発に向かう可能性がある。
言い替えれば、南氷洋でオーストラリアの主権を行使せよと言うような発言は危険きわまる発言だ」
と断罪している。
また、オーストラリアが日本の捕鯨を国際司法裁判所に提訴していることについても、
「オーストラリアはその司法権範囲に関わるような主張を提訴の根拠にはしていない。
連邦政府の提訴の基本は、日本が、国際捕鯨会議参加国に課せられた義務を怠ったということであり、日本の捕鯨の現場が南極周辺の海か、南太平洋のど真ん中かということに関わらない内容になっている」
と述べている。
また、とどめとして、
「豪領南極に対する国家主権や豪領南極に付随する領海は、オーストラリアを除けば世界でたった4か国が認めているだけで、日本は認めていない」
と述べている。
(訳注:豪領南極や領海を認めている4か国はいずれも南極に領土権を主張しており、互いの利益のために認め合っているだけで、5か国の南極領有を認めていない国は世界に200か国ほどある)。(AAP)
』
つまりまとめると、オーストラリアの法的根拠はどこにもない。
ただ宗教的な思考からクジラは哺乳類だから「捕鯨反対」のラッパを吹いているだけである。
そのラッパの内容もラッパだけであり、実行してしまうと、自らの首を絞めることになり、
「ラッパのままに据え置く」
というしか手段がないのが実情だということである。
「捕鯨反対」根拠なるものは国際上どこにもない、ということである。
『
TBSニュース 2012/03/09
今季の調査捕鯨終了:捕獲は目標の3割以下
』
今年もシーシェパードにやられてしまった。
「来季の活躍を祈る」
『
NICHIGO PRESS 2012年3月10日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/35792/
日本科学調査捕鯨船団、今季の調査捕鯨終了
反捕鯨団体の妨害で割当捕獲頭数の30%程度
3月9日、日本の水産庁は、鯨類研究所が今季の南氷洋での科学調査捕鯨を終了したと発表している。
同庁の発表によると、鯨捕殺頭数は政府割当の3分の1程度に終わり、ミンククジラが266頭、ナガスクジラは1頭のみとなった。
船団が2011年12月に日本を出港した時には、約900頭を捕獲する予定だったが、3月8日に予定通り南氷洋海域を離れたとしている。
今季の科学調査捕鯨終了について、水産庁は「予定通り」としているが、武闘派反捕鯨団体「シー・シェパード」の船との実力衝突や、シー・シェパード側友好団体の活動家3人が捕鯨船団の船に乗り込んだことなどには触れられていない。
2011年12月以来、今季全体を通じて、武闘派反捕鯨団体「シー・シェパード」は、捕鯨船団につきまとい、捕鯨船団の船の前にロープを流して船団の船 のスクリューを破損させようとしたり、お得意の酪酸瓶、発煙筒、ペイント瓶を投げる、レーザーを船団の乗組員に向けるなどしている。
これに対して、船団側は放水、音響弾で対抗していた。(AAP)
』
<まぐろの目玉>
_
● ゴジラ
『
NICHIGO ONLINE 2011年12月20日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32395/
「捕鯨阻止するSSに課税とはけしからん」
法の平等な適用に不満なワトソンの理屈
国税庁が誰に対しても法に基づいて職務を遂行するのは当たり前であり、批判されることではない。
しかし、武闘派反捕鯨団体シー・シェパード(SS)のポール・ワトソン会長は、
「捕鯨を阻止しているのだから特別待遇しろ」
と言いたいらしい。
過去の言動でも居丈高になったり泣き言を言ったり、ずいぶん甘やかされた言動をしてきたが、またもやオーストラリア政府に居丈高な泣き言を言っている。
12月20日、SSは、
「オーストラリアで免税を受けて給油や物資補給しているのだから、オーストラリアに再給油に戻る前に他の国に立ち寄らなければならないと言われ、20万ドルの税金を支払えと脅されている」
と発表した。
南氷洋で日本捕鯨船団を探しているSSのワトソン活動家は、
「豪政府は、今度は、他の国に立ち寄らなければオーストラリアに再給油に戻ってくることはできないと言い出した。
捜索を1週間放棄してニュージーランドに寄港しなければならないということだ。
もし、それができなければ、前回の給油の免税額20万ドルを支払えと言っている。
豪政府は、私の組織に対して『消極的敵対行為(passive aggressive)』をしかけている。
我々は豪国民の支持を受けているから、政府も強くは出られないが、小刻みにいつも攻撃してくるのだ」
と豪政府を口を極めて罵っている。
さらに、
「ピーター・ギャレット元環境相は、SSが彼の選挙戦に働きかけてやったのに、私の組織を裏切って背後から刺してきた。
前のハワード保守連合政府の方が、現労働党政府よりはるかにわれわれに協力的だった。
現政府は初めから我々に対して敵対的だ」
と続けている。
また、
「トニー・バーク現環境相に、我々を保護するために、オーストラリア艦船を南氷洋に派遣してもらえないかと頼んだが、彼はできないと言った」
と言われたとしている。
さらに、
「イルカを海から囲いに移している現場を撮影していたSSのオランダ人活動家が12月16日に逮捕され、さらに、和歌山県太地で、アメリカ国籍活動家3人が逮捕され、携帯電話以外の電子通信機器を押収され、2人が逮捕された。
彼らは23日間勾留される」
と語っている。
税関局では、
「同団体の船が国際航海をしない限り、燃料税と消費税を支払わなければならない。
その他、オーストラリアの港で免税で購入した物品の消費分が改めて課税される。
関税法によれば、国際航海とはオーストラリア領以外の国に寄港することが条件であり、公海に出るだけでは不十分だ。
オーストラリア領と公海を行き来するだけでは関税法に基づく免税の条件を満たさず、オーストラリア港を出て、帰港するまでの期間に消費された燃料油と物品の燃料税や消費税を払わなければならない」
と確認している。(AAP)
● google画像より
』
『
ICHOGO PRESS 2011年12月29日
http://www.blogger.com/posts.g?blogID=6285092461511555300
旧名ゴジラ、新名バルドーのバットマン船
(訳注:黒一色のバットマンの自家用車を思わせる高速艇「アディ・ギル」号を失った武闘派反捕鯨グループ、シー・シェパード[SS]は、
昨年、アディ・ギル号に似たバットマン自動車風の高速艇「ゴジラ」号を登場させたが、
ゴジラの著作権を持つ会社から著作権法違反の通告を受けたため、
船を「ブリジット・バルドー」号と改名した。
バルドー氏は、フランスの元肉体派女優で、引退後動物愛護運動を始めたが、反イスラム反同性愛民族差別排外主義の言動で何度も罰金刑を言い渡され、複数の人権団体からも、その言動をめぐって訴訟の警告を受けている札付きの人物。
彼女の夫もフランス右翼団体国民戦線の顧問を務めたことがある)。
先日、SSの無人偵察機が日本の調査捕鯨船団を発見したと報道されているが、同グループの偵察船が、WA州沖合で荒波のため船腹にヒビが入り、救難信号を発信したと発表している。
救難信号を発したのは、
「ブリジット・バルドー(AAP原文では”Bridget Bardot”と綴られているが、これは”Brigitte”の英語綴り。SSがどちらの綴りを使っているかは不明)」号で、12月28日夜、フリーマントルから1,500カイリ南西で6mの荒波を受け、船腹が破損した。
同団体旗艦のスティーブ・アーウィン号に乗るポール・ワトソン会長(同人は船長資格を持たず、キャプテンを詐称しているとの情報がある)は、バルドー号に急行し、フリーマントル港まで同伴または曳航すると発表している。
バルドー号の10人の乗組員は全員無事。
ワトソン会長は、
「バルドー号のポンツーンが破損していると思われ、修理のためにフリーマントルに戻すしかないはず。
スティーブ・アーウィン号は、フリーマントルから再び南氷洋に向かい、ボブ・バーカー号と共に、日本捕鯨船団を追跡する」
と発表している。
首相代理を務めているウエイン・スワン財相は、ブリスベンを訪れており、
「事故の話は未だ聞いていない。
海上で起きた事故であれば、それが誰であり、安否を気づかうのが当然。
特に現在のような荒天下、シー・シェパードがいる海域を考えればなおさらのこと」
と記者団に語っている。(AAP)
』
● 高速艇「アディ・ギル」号(アージー号)接触
このあと沈没する。
『
NHKニュース 2011年1月5日 15時43分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120105/t10015070841000.html
調査捕鯨にこの冬初の妨害活動
南極海を航行中の日本の調査捕鯨船に対し、反捕鯨団体「シー・シェパード」の船が、日本時間の4日、妨害活動を行いましたが、今のところ日本の船団には、けが人などは出ていないということです。
水産庁によりますと、日本時間の4日午後6時ごろ、南極海で調査捕鯨を行っている「第三勇新丸」に対し、反捕鯨団体シー・シェパードの船がボートを出して、海中にロープやワイヤーを投げ入れて航行を妨げたということです。
これに対し、調査捕鯨船は、警告したうえで、ボートに放水などをしましたが、妨害活動は5時間半にわたって続いたということです。
この冬、日本の調査捕鯨船団がシー・シェパードから妨害活動を受けるのはこれが初めてですが、今のところ、日本側の乗組員や船に被害はないということです。
水産庁はシー・シェパードの妨害活動に備え、この冬の調査捕鯨では初めて、海上保安官が同乗する監視船を船団に同行させています。
水産庁では
「妨害活動は、調査捕鯨に従事する乗組員の生命や船の安全を脅かす極めて危険な行為で、断じて許されるものではない」
と話しています。
シー・シェパードの代表で、妨害行為を指示していたとしてICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配されているポール・ワトソン容疑者は、NHKの電話取材に対し、海中にロープなどを投げ入れたことを認めたうえで
「日本が南極海で捕鯨を行うことこそ違法であり、われわれは、その行為をやめさせるために行動しているだけだ」
と妨害行為を正当化しました。
シー・シェパードは、先月、3隻の船をオーストラリアの港から出航させましたが、先月下旬、荒波を受けて1隻が損傷し、もう1隻の船でえい航することになったため、現在、南極海で調査捕鯨の妨害を行っているのは1隻のみとなっています。
』
オーストラリア政府はICPOから国際犯罪手配されている者への寄港を許しているということは、政府自体が国際犯罪の幇助をしていることになる。
が、しかしオーストラリアの世論はシーシェパードを英雄視しているために、手を出せない。
この国には法秩序が若干あいまいなところがある。
これは宗教がベースになっているためである。
法秩序の上に宗教意識が居座っているためである。
これはしかたがない。
この宗教には「生物ランク」があって、人間は最上位にj君臨し、クジラは哺乳類のため人間の次に優秀な生物とみなされているのである。
牛やカンガルーや羊はランクが低い。
この国には自然の概念はない。
「自然の一部としての人間 」とい考え方はない。
人間は神に造られたもの、という概念である。
よって、ヒエラルキーとしての生物ランクが厳然として犯しがたい規律として輝いている。
よって感情主義で科学的論理の微塵もない。
『
NICHIGO ONLINE 2012年1月6日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32890/
シー・シェパード、海賊旗降納を命じられる
「海賊旗は不適切」と港港湾局長
先日、シー・シェパード(SS)の
ポール・ワトソン会長がオーストラリア政府を罵倒したことがAAPで伝えられたが、面白いことにオーストラリアのメディアはほとんど報道しなかった。
ただし、先日、オーストラリア南極部が、SSの飛ばしている無人偵察機、いわゆるドローンの飛行許可申請を求めたことやそれについてワトソン会長が不平を述べたことは報道された。
また、嵐で破損した「ブリジット・バルドー」とそれを護衛する「スティーブ・アーウィン」がフリーマントル港に戻る航海の間、第二昭南丸が尾行したことについて、豪緑の党は、
「豪政府は日本政府に対して、なぜ第二昭南丸がSSの船を尾行するのか問い質し、尾行をやめるよう要求すべきだ」
と発言している。
これまでのところ豪政府は緑の党を相手にしていない。
1月6日、今度は、WA州フリーマントル港に入ったSSの「スティーブ・アーウィン」に対して、フリーマントル港湾局長名で、
「船の海賊旗を降ろすよう」
命令があった。
ワトソン会長は、
「この船は8年間世界各国の港に海賊旗を掲げたまま入った。
フリーマントルにも入った。
この旗を降ろせと言われたのは初めてだ。
まあ、言い争う気はない。
旗を降ろす」
と言ったと報道されている。
問題の旗は、黒地に、頭蓋骨、陰陽(中国の易学)を表すイルカとクジラ、その下にギリシア神話の海神ネプチューンの三つ叉と羊飼いの手元の曲がった杖という神秘主義のガラクタを寄せ集めたようなデザイン。
フリーマントル港湾局スポークスウーマンは、
「港湾局長が、全豪船長協会の連邦マスター資格で要求した。
問題の海賊旗は、現代の世界の海運事情にそぐわず、他の海員に不快感を与えるものだ」
と発表している。
さらに、
「過去1年間、商船に対する海賊行為が頻発していることを考慮して、港湾内での海賊旗掲揚は好ましくないと判断したものであって、スティーブ・アーウィンだからということではない」
と補足している。(AAP)
』
オーストラリア政府は弁明にシドロモドロである。
それは、おのが論理が
非常に宗教的で一般常識を欠いたものである
ことは十分認識しているためで、どうにもできないジレンマに陥ってしまっているからである。
とりあえず、目に付くところで一言いっておこう、という
姑息な対応しかとれないということであろう。
『
MSNニュース
第二回目の妨害活動
』
『
NICHIGO PRESS 2012年1月8日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/32987/
反捕鯨団体員3人、日本船に不法侵入
豪への返還と南氷洋からの退去を要求
武闘派反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の船に乗っていた自然保護団体員3人が夜陰にまぎれて捕鯨船団護衛船に乗り移った。
SSのポール・ワトソン会長はオーストラリア政府に対して、
「3人が日本に連行され、裁判を受けることがないよう、豪政府が3人の身柄返還を要求すべきだ」
と主張しているが、内外の法制を無視して無責任なことを言ってきたSSや緑の党と異なり、
オーストラリア政府にとって、領海外で3人が意図して日本船に侵入し、違法行為の現行犯と見なされる以上、3人の身柄は船の船籍国の保護の下にあることを尊重せざるを得ない。
3人の家宅侵入者は、自然保護団体「Forest Rescue(FR)」のメンバーを名乗っており、SSのブリジット・バルドーとスティーブ・アーウィンを尾行してバンバリー沖合領海外にいた捕鯨船団護衛船第二昭南丸の防御網を乗り越えて船に乗り移ったもので、
「我々をオーストラリア領に返還し、我々の海(オーストラリアが主張しているが、世界のほとんどの国が認めていない豪領南極領海を指していると思われる)から立ち去れ」
と要求している。
しかし、第二昭南丸は3人を乗せたままスティーブ・アーウィンの尾行を続けている。
日本鯨類研究所スポークスマンのグレン・インウッド氏が、3人は船で保護されていることを明らかにし、3人に危害は一切加えられてない。
訊問を受けているが、現在のところ、3人の処分についてはまだ何も決まっていない。
3人が侵入したのはオーストラリア沿岸から40kmの位置で、領海のはるか外側だ。
「それ以外の情報はすべて虚報だ」
と語っている。
これに対して、SSとFRは、3人が侵入したのは海岸から16.2マイルで領海をはるかに離れているが、24マイル(おそらくカイリ)の接続水域内だったと主張している。
ただし、接続水域はあくまでも公海である。
ニコラ・ロクソン法務長官は、
「東京の豪大使館が日本政府に詳しい情報を求めている。
この船が豪領海に近ければ、直ちに安全な返還の協議を通告したことと思う。
3人をオーストラリアに返還してもらう筋道はいくつかあるが、
領海外で起きた以上、政府にできることはほとんどない。
3人が日本に連行される可能性が強い」
と発表している。
ワトソン会長は、
「武装した日本船がオーストラリア国内でオーストラリア国民をつかみ上げ、日本に連行するようなことになればオーストラリア政府が恥をかくことになる。
国民の利益を守るのが政府の義務のはず。
日本船にはオーストラリア領海内で捕虜を撮る権利はない」
と発表している。
グレッグ・ハント野党保守連合環境スポークスマンは、
「このような事件が起きることは何度も警告されていたが、政府はそれを無視してきた。
直ちに税関局の船を派遣し、ただちに捕虜を日本船からオーストラリア当局に引き渡すよう要求すべきだ」
とAAPに語っている。
レイチェル・シーワート緑の党上院議員は、
「3人の抗議者の行為は、我が国政府が南氷洋での違法な捕鯨を終わらせる措置を取らなかったことにより直接引き起こされた」
と発言し、
「3人の抗議者を船に乗せたまま、南氷洋に戻ることは容認できない」
としている。
3人は、パース在住の47歳の男、バンバリーの44歳の男、フリーマントルの27歳の男で、所属するFRは、
「3人はクジラを守るためにオーストラリアの森から出てきた」
と称している。
(訳注:海に転落したSSメンバーの捜索を行った調査捕鯨船にSSが攻撃したことがある。
また2人が乗り込み、間もなく豪税関局の船に引き渡されたが、その間に発信器を船に取り付け、SSの捕鯨船追跡に使ったとワトソン自身が豪語した。
さらに、前季には、NZ人のピーター・ベシューンが愛艇アディ・ギルと共にSSに参加、ベシューンも日本船に不法侵入し、東京に連行され、裁判を受けた。
執行猶予付きの実刑判決を受け、直ちにNZに強制送還され、ベシューンはワトソンの行為を非難するウェブページを発表し、ワトソンと絶縁した)。
』
「バカだね」
身柄を拘束されてしまっては身もふたもないではないか。
捕鯨船の進路妨害やいやがらせをやることによってアピールができる。
捕まってしまってはどうにもしようがない。
この問題は「キリスト教原理主義」の反捕鯨団体の動きで、ちょうど「イスラム原理主義」の連中のやることと同じである。
ただ、キリスト教原理主義の方は理性が勝ちすぎていて、浮いてしまっているところがある。
「科学対宗教」といった対立では宗教に分はない。
そこが反捕鯨運動の辛いところだ。
でもね、捕まってしまってはその運動すらもできないではないか。
裁判闘争でもやる目論見があるのだろうか。
『
NHKニュース 2012年1月8日 14時49分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120108/t10015129371000.html
捕鯨監視船無断乗り込み 事情聴取
日本の調査捕鯨に同行してオーストラリア沖を航行していた水産庁の船に、日本時間の8日朝、反捕鯨団体「シー・シェパード」の関連団体のメンバー3人が無断で乗り込み、現在、この船に同乗していた海上保安官が事情を聞いているということです。
水産庁によりますと、日本時間の8日午前5時半すぎ、オーストラリア南西部にあるバンベリー港の沖合およそ40キロの海上で、調査捕鯨に同行している水産庁の監視船「第二昭南丸」にゴムボートが急接近し、3人の男が無断で乗り込んできたということです。
「第二昭南丸」は、反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害活動を防ぐために水産庁が派遣した船で、現在、この船に同乗していた海上保安官が3人から事情を聞いているということです。
この3人について、「シー・シェパード」は、関連団体のメンバーだとしていて、このうち代表とみられる男は、インターネット上に声明を出し、
「オーストラリア政府がこの海域での捕鯨をやめさせないので、代わりにわれわれが乗り込んだ」
としています。
水産庁では、海上保安庁と連携して引き続き3人から事情を聞くとともに、今後の対応を検討することにしています。
水産庁の監視船に乗り込んだ男3人は、オーストラリアの環境保護団体「フォレスト・レスキュー」のメンバーです。
この団体ではこれまで、反捕鯨団体「シー・シェパード」が行う日本の調査捕鯨船などへの妨害活動に賛同してきましたが、実際に活動に加わったのは今回が初めてだということです。
団体の広報担当者は、NHKの電話取材に対し
「この海域での捕鯨はこれ以上容認できない。
調査捕鯨船が海域を去り日本に戻ることを望む」
と訴えました。
そのうえで、日本が調査捕鯨を今後続けた場合、
「さらに強力で大規模な行動をとるだろう」
と警告しました。
「シー・シェパード」は、3人が日本側に身柄を拘束されたと発表していますが、海上保安庁によりますと、身柄の拘束はしておらず、「第二昭南丸」に同乗している複数の海上保安官が、乗り込んできた3人から任意で事情を聞いています。
3人は冷静で、船内で暴れるといった様子はないということです。
反捕鯨団体のメンバーが調査捕鯨船団に乗り込んだケースはこれまでに2回あります。
4年前(平成20年)の1月のときには、シー・シェパードのメンバー2人が乗り込みましたが、このときは、早期に問題を解決しようとオーストラリア政府に協力を求め、2日後に洋上でオーストラリア政府の監視船に身柄を引き渡しました。
一方、おととし(平成22年)2月、激しい妨害活動を行ったシー・シェパードの元船長が乗り込んだケースでは、船長の権限で身柄を拘束し、その後、東京港に接岸した船内で海上保安庁が逮捕しました。
元船長は、船に無断で乗り込んだほか、薬品入りの瓶を撃ち込んで乗務員にけがをさせたとして日本で裁判が行われ、執行猶予のついた有罪判決を受けて母国のニュージーランドに強制送還されました。
今後の対応は、関係省庁が国内外の状況を見ながら協議することになるとみられています。
』
宗教というのは国民合意に近い形だが、それが世界にとって合意かというとそうはゆかない。
イスラム原理主義はイスラム教にとって至宝だが、キリスト教にとっては悪魔にみえる。
キリスト教原理主義はキリスト教徒にとって常識だが、
世界的には偏狭な非科学的論理にすぎない。
『
NICHIGO PRESS 2012年1月9日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/33056/
日本側、3人の豪政府引き渡しを決定
1月10日午前零時過ぎ、日本の共同通信が、「日豪両政府が、第二昭南丸に侵入した3人の反捕鯨活動家の処遇を話し合った結果、日本政府が身柄を豪政府に引き渡すことに同意した」と報じている。
3人は、自然保護団体「フォレスト・レスキュー(FR)」のジェフリー・タクスワース、サイモン・ピターフィ、グレン・ペンドルベリーの3人で、FRは、
「3人はハンガー・ストライキを誓って忍び込んだ。
サイモンは高コレステロール、グレンはADHDでどちらも持薬を携帯していない」
と発表していた。
共同通信報道によると、
「3人が第二昭南丸に違法侵入した際に乗組員に負傷者が出たわけでもなく、裁判に持ち込んでも家宅侵入の軽微な罪でしかないので、日本に連行する気はない」
というのが日本政府の考えとされている。
3人は、侵入後、自分たちの身柄をオーストラリアに返すこととオーストラリア近海から退去することを要求したが、第二昭南丸は3人を乗せたまま、反捕鯨団体シー・シェパードのスティーブ・アーウィン号を尾行して南氷洋に向かった。
そのため、3人も豪政府の連絡が取れない状況になっている。
侵入事件が伝わると、連邦政府のニコラ・ロクソン法務長官が直ちに
3人の身の安全や福利を日本政府に確認し、できる限り早く3人をオーストラリアに送還すること
を日本政府と掛け合っていた。
しかし、同時に、
「3人は自分たちの行為もその結果も充分に承知して行動したはず。
自分たちが違法行為を行えば、その結果も引き受けるべきだ。
現にその結果が次々と現れている」
として、フォレスト・レスキューの3人の行為を批判し、あくまでもオーストラリア国民保護の立場で動いているとして、
3人から距離を置いて
いる。(AAP)
』
オーストラリア政府の立場は少々大変だ。
宗教的な支持をするわけにもゆかず、法律的な非難をするわけにもゆかない。
『
NHKニュース 2012年 1月10日 17時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120110/t10015167001000.html
反捕鯨団体逮捕せず 豪首相謝意
オーストラリアの沖合で、反捕鯨団体のメンバー3人が、日本の調査捕鯨に同行していた水産庁の船に無断で乗り込んだ問題で、日本政府が3人を逮捕しないと決めたことについて、オーストラリアのギラード首相は日本政府への謝意を示すとともに、3人の行動を非難しました。
反捕鯨団体、シー・シェパードの関連団体のメンバー3人は、9日、オーストラリア南西部の沖合で、調査捕鯨に同行している水産庁の監視船「第二昭南丸」に無断で乗り込みました。
日本政府は、この3人に任意で事情を聞いた結果、乗組員にけがをさせたり、船体に損傷を与えたりする妨害活動はなかったなどとして、逮捕はせずに、オーストラリア政府に引き渡すことを決めました。
これについて、オーストラリアのギラード首相は10日、
「日本政府の協力に感謝する」
というコメントを発表しました。
そのうえで、3人の行動は危険で「容認できない」と非難したうえで、今後、同じような行為があった場合は、罪に問われる可能性があると警告しました。
3人の引き渡しを受けるため、オーストラリア政府が派遣した船が向かっているということです。
この一方で、ギラード首相は
「捕鯨をやめさせるには法的な手段が最適だ」
と述べ、オーストラリア政府としては、日本を提訴している国際司法裁判所などの場で、調査捕鯨の廃止を求めていく立場を強調しました。
』
国際司法の場っていうのは、宗教的ではないのである。
あくまで科学と法律にのっとって行われるのが建前である。
法律には
クジラは哺乳類であって、哺乳類を捕獲してはいけない、とは書いていない
のである。
ではどうするかというと、クジラという資源が絶滅の危機に瀕しているとか、クジラの捕獲が非人道的だとか、といったデータを示さないといけないということになる。
クジラの捕獲が非人道的だというのはもちろん国際的には認められない。
よって唯一の論点は資源の絶滅ということになるが、提訴するには具体的な資料をもってそれを立証しないといけない。
ところが、この資料を持っているのは唯一調査捕鯨をしている日本なのである。
もし日本がその資料をクジラの頭数は十分に確保されているという報告に使うとなると、もはやオーストラリアはどうにもしようがないのである。
そのためにオーストラリアはここに提訴することにためらっていのである。
もし提訴するならオーストラリア政府は多数派工作という司法にはあるまじきいかさま行為をして、有利に運ばなければならなくなってくる。
そうでもしないと「捕鯨容認」の裁判結果がでる可能性の方が高いのである。
司法結果がでれば、もはや打つ手はなく、おおぴらに捕鯨が再開されることにもなる。
となると、今度は司法に訴えたオーストラリアがキリスト教原理主義に同情する国からの突き上げをくらうことになる。
「なぜ、司法裁判所へ提訴したのだ」
とね。
どうみてみても、オーストラリアに分がないのである。
これはしかたがなことなのである、
宗教的な感情でしか根拠をもたないのだから。
日本としてはオーストラリアが国際司法に訴えてくれたほうが有利である。
そのためのデータも揃えており、勝ってあたりまえにまでなっているのである。
勝てば捕鯨が国際的に容認されたことになるのである。
そして、オーストラリアは国際テロ支援国家の烙印を押されてしまうことになるのである。
それが、オーストラリアにとっては怖いのである。
『
NICHIGO PRESS 2012年1月14日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/33172/
拘束の反捕鯨活動家、帰国の途に
法務長官、日本政府の協力に謝意
日本の捕鯨監視船に6日間拘束されていた反捕鯨活動家3人が帰国の途についた。
ロクソン法務長官は、3人の引渡しが13日午後、「関係者全員の万全の協力」のもと滞りなく完了したことを明らかにした。
関税局の船で移送中の活動家3人は今後健康診断を受ける予定だが、健康に問題はない模様。
同法務長官は声明で、「我々は平和的抗議活動は支持するが、外洋での危険な行動は異なる。
捕鯨問題で対峙する両者には、法を守り冷静に行動することを強く求める」と述べている。
「フォレスト・レスキュー・オーストラリア」に所属する3人は、2010年のニュージーランド人活動家のケースと同様、日本に連行され不法侵入容疑で逮捕される可能性があった。
同活動家は5カ月間の拘置後、執行猶予の判決を受け強制送還されている。
同長官は、3人が拘束を解かれたことはよい結果だとしながらも、移送には莫大な費用がかかり納税者の負担となることを指摘した。
豪政府の求めに応じて3人の引渡しに応じた日本政府に対し、同長官は協力に感謝するが捕鯨には反対し続けることを強調した。
また、南洋での捕鯨中止を願う豪国民に対しては、無謀な行動に出ずに国際司法裁判の場での政府の活動を支持するよう呼びかけた。(AAP)
』
オーストラリア政府も苦しまぎれだな。
ちょっとかわいそうだが、しかたあるまい。
『
NICHIGO PRESS 2012年1月17日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/33243/
調査捕鯨をめぐる「虚々実々」の「嘘」
国際法専門家が対立の法的側面を概説
(訳注:日本の科学調査捕鯨をめぐって、豪国内では様々な言説が飛び交っているが、かなりのものは嘘や事実誤認、無知、曲解にあふれていると思った方がいい。
ここで国際法専門家が述べていることを、政府もメディアも野党、緑の党、環境保護団体も、国民にはっきりと説明しようとはしていない)。
1月10日付AAP配信。野党、緑の党、環境保護団体は、日本の捕鯨船が、WA州沖合や南氷洋で不当にオーストラリア領海に侵入していると言っているが本当だろうか?
まず、オーストラリア大陸を取り巻く海を見てみよう。
「領海」は海岸線から12カイリ(22.2km)まで。
「接続水域(CZ)」と呼ばれる水域は12カイリから24カイリ(44.4km)まで。
その他に「経済専管水域(EEZ)」が海岸線から200カイリ(370km)の水域
というのが現在国際的な合意を得ている。
シドニー大学の国際法専門家、ティム・スティーブンズ博士は、
「まずはっきりさせておくと、一国の政府は、外国船がEEZ、CZ、領海を航行することを阻止できない。
領海であっても、外国船は、不法行為をしない限り通行権がある。
3人のオーストラリア人が第二昭南丸に乗り込んだのはCZだった。
CZでは、オーストラリア政府は、船が漁業、密輸、検疫などに関する違法行為を行っているか、行っていると疑うに足る事情がない限り、その船の航行を妨げることはできない。
従って、CZをオーストラリア領海と称したり、3人が誘拐されたと主張するのは真実ではない」
と断言している。
ジュリア・ギラード連邦首相は、
「日本側が、第二昭南丸がオーストラリアのEEZに入ることを通告してきた際に、私は、船を歓迎しないとはっきりと伝えた」
と語った。
オーストラリアは、全ての船に対して、オーストラリアのEEZに入る際には当局に通告することを求めているが、国際法上、船にはその求めに応じる義務はない。
EEZは、国際法上、公海であり、ギラード首相の発言には何の法的効力もない。
次に南氷洋を見てみよう。
オーストラリアは南極大陸の面積の42%に領土権を主張している。その大陸に接する領海、CZ、EEZはどうなるのか?
これについて、スティーブンズ博士は、
「オーストラリアは南極条約を遵守しており、
(南極条約は、条約以前に行われたオーストラリアの領土権主張については関知しないが、統治権の行使は禁止しており、)
南極大陸においても、豪領南極に伴うEEZについても、外国人や外国船籍の船に対してオーストラリアの統治権を行使したことはない」
と説明している。
また、
「ギラード首相が、『オーストラリアは、海原を駆け回り、国際警察官となって取り締まって回る法的権限を持っていない』と明言したのはきわめて正しい。
一方、トニー・アボット野党保守連合リーダーが、
『オーストラリア政府は、南氷洋で国家主権を行使すべきだ』
と発言したのはまったく間違っている。
もしそのようなことを実行すれば、世界各国が南極条約を脱退する結果になり、南極条約が破綻すれば、世界の大国が、南極の豊かな資源を争ってとんでもない結果になるだろう」
と説明している。
次に、オーストラリアは、EEZをクジラサンクチュアリーに指定した。
その指定に基づき、連邦裁判所が、南氷洋で捕鯨をした日本船はオーストラリアの国法を破ったと判決を下したが、まだ一度もその判決が行使されていない。
これについても、スティーブンズ博士は、
「もし、オーストラリアがその判決を強制行使すれば、現在南極大陸を開発の破壊から守っている条約の妥協取引を台無しにして、各国が乱開発に向かう可能性がある。
言い替えれば、南氷洋でオーストラリアの主権を行使せよと言うような発言は危険きわまる発言だ」
と断罪している。
また、オーストラリアが日本の捕鯨を国際司法裁判所に提訴していることについても、
「オーストラリアはその司法権範囲に関わるような主張を提訴の根拠にはしていない。
連邦政府の提訴の基本は、日本が、国際捕鯨会議参加国に課せられた義務を怠ったということであり、日本の捕鯨の現場が南極周辺の海か、南太平洋のど真ん中かということに関わらない内容になっている」
と述べている。
また、とどめとして、
「豪領南極に対する国家主権や豪領南極に付随する領海は、オーストラリアを除けば世界でたった4か国が認めているだけで、日本は認めていない」
と述べている。
(訳注:豪領南極や領海を認めている4か国はいずれも南極に領土権を主張しており、互いの利益のために認め合っているだけで、5か国の南極領有を認めていない国は世界に200か国ほどある)。(AAP)
』
つまりまとめると、オーストラリアの法的根拠はどこにもない。
ただ宗教的な思考からクジラは哺乳類だから「捕鯨反対」のラッパを吹いているだけである。
そのラッパの内容もラッパだけであり、実行してしまうと、自らの首を絞めることになり、
「ラッパのままに据え置く」
というしか手段がないのが実情だということである。
「捕鯨反対」根拠なるものは国際上どこにもない、ということである。
『
TBSニュース 2012/03/09
今季の調査捕鯨終了:捕獲は目標の3割以下
』
今年もシーシェパードにやられてしまった。
「来季の活躍を祈る」
『
NICHIGO PRESS 2012年3月10日
http://nichigopress.jp/ausnews/world/35792/
日本科学調査捕鯨船団、今季の調査捕鯨終了
反捕鯨団体の妨害で割当捕獲頭数の30%程度
3月9日、日本の水産庁は、鯨類研究所が今季の南氷洋での科学調査捕鯨を終了したと発表している。
同庁の発表によると、鯨捕殺頭数は政府割当の3分の1程度に終わり、ミンククジラが266頭、ナガスクジラは1頭のみとなった。
船団が2011年12月に日本を出港した時には、約900頭を捕獲する予定だったが、3月8日に予定通り南氷洋海域を離れたとしている。
今季の科学調査捕鯨終了について、水産庁は「予定通り」としているが、武闘派反捕鯨団体「シー・シェパード」の船との実力衝突や、シー・シェパード側友好団体の活動家3人が捕鯨船団の船に乗り込んだことなどには触れられていない。
2011年12月以来、今季全体を通じて、武闘派反捕鯨団体「シー・シェパード」は、捕鯨船団につきまとい、捕鯨船団の船の前にロープを流して船団の船 のスクリューを破損させようとしたり、お得意の酪酸瓶、発煙筒、ペイント瓶を投げる、レーザーを船団の乗組員に向けるなどしている。
これに対して、船団側は放水、音響弾で対抗していた。(AAP)
』
<まぐろの目玉>
_
2011年12月19日月曜日
Melissa Kuniyoshi:メリッサ・クニヨシ
_
● メリッサ・クニヨシ
あと一週間である。
来週の月曜日26日。
ボクシングデーでバーゲンのお買い物 ?
いいえ、夜の話。
いよいよ、日本のメデイアに登場する。
将来のスーパースターと噂されているこの人。
「美空ひばりの再来」
とも言われている。
たった一枚のレコードすらも出していない。
でも、そのビデオの再生回数はすべてを集計すると60万回を超える。
その名は「メリッサ・クニヨシ」。
日系オーストラリア人といいたいが、残念ながら日系ブラジル人。
ブラジル人といえばダルビッシュだが、スポーツからエンターテイメントまでと徐々にブラジル人の日本進出が加速している。
さて、その子が出演する本邦初のテレビ番組が「世界まる見え、テレビ特捜部」。
それが26日に放映されるのである。
● 右のウインドウにブラジルの放送が書き込まれている
でもこちらでは、もちろん放送されない。
インターネットでの再生を待つ。
それもYoutubeで。
ネット上の日本語歌謡は3つ。
「永遠の愛が今」、「ハナミズキ」、「瀬戸の花嫁」。
とりあえず、まあどうぞ。
永遠の愛が今
ハナミズキ
瀬戸の花嫁
もし、あなたが日本に居住しているのなら、この娘の日本メデイア初登場の瞬間を目にすることができることになる。
この一瞬は永遠に歌謡史に語り伝えられるかもしれない。
ところで「メリッサ」に漢字を当てると「愛律紗」であろうか「芽立沙」であろうか。
あるいは別の字であろうか。
===========
_それから_
===========
26日の夜、メリッサの日本のメデイア初登場がなされたらしい。
今日、27日朝に早速調べてみた。
あった、この記事。
おお、見られる !
と、思ったが希望は潰え去った。
「家政婦のミタ」は第7話は結構長くネット上にあった。
第8話も第9話ももちろん消されてしまったが、消されるまでの僅かな期間で視聴できた。
が、今回はまるでダメ。
同じ日本テレビなのに
メリッサに対するメデイアのガードはすこぶる堅い。
いろいろ検索してみたのだが。
出てきたのは下の記事。
『
TVais テレビ番組情報サイト
http://www.tvais.jp/appear/220203/
プログラマ・ハウル・ジル
番組名:世界まる見え!テレビ特捜部 ( 日本テレビ )
西尾由佳理がブラジルの人はどんな番組が好きか調査した。
すると、プログラマ・ハウル・ジルが人気番組だということが分かった。
この番組では子どもたちが歌やダンスなどパフォーマンスを披露する。
注目を浴びているのはその他一般人で、歌手の「瀬戸の花嫁」を歌っていた。
西尾由佳理は歌好きの日系人が集まる場所へ向かった。
そこでメリッサ・クニヨシは歌手の「ハナミズキ」を歌っていた。
西尾由佳理はメリッサ・クニヨシの自宅を訪れた。
メリッサ・クニヨシは三味線の先生だった祖父の影響で、日本語の歌に興味を持ったという。
その後様々なコンクールで優勝を勝ち取り、歌手やミュージシャンともセッション経験があるという。
練習でよく歌っていたのはミュージシャンの「碧い瞳のエリス」だった。
翌日西尾由佳理はメリッサの学校が終わった後、サンパウロの街中を散策した。
2人は街で人気の寿司店を訪れフルーツを使った寿司を試食した。
数々のドラマなどに出演している俳優や体当たりリポーターとして活躍するタレント、そして一番目立っているのがタレントだった。
』
なんだかよくわからない日本語だが、まあいいだろう。
『
TVais テレビ番組情報サイト
http://www.tvais.jp/html/2011_12_26/it_9162510/
瀬戸の花嫁のテレビ情報
放送日時:2011/12/26(月) 19:00 テレビ番組:
世界まる見え!テレビ特捜部 (日本テレビ) コーナー: 元気な国ブラジルのTV事情
スタッフにメリッサ・クニヨシの母親から連絡があり、SBT局でメリッサの特番の収録があるという。
番組はテレビ界の重鎮ハウル・ジルのもので、西尾由佳理はハウル・ジルと会うことが出来た。
西尾由佳理は収録スタジオを訪れた。
本番が始まるとハウル・ジルが突然ステージに西尾由佳理を呼び寄せた。
ハウル・ジルは西尾由佳理にキスをしていた。
メリッサ・クニヨシがステージに登場し、「瀬戸の花嫁」を披露した。
』
出てきました。
12月30日の朝、「メリッサ非公式スポンサー」がアップロードしてくれたもの。
これは
『
Program Raul Gil
http://www.sbt.com.br/raulgil/
』
というブラジルの番組。
よって、日本で放送された「世界まる見え」とは違う。
果たしてこの映像、テレビ局によって「世界まる見え」のように削除されることはないのでしょうか。
可能性はありますので、早めに見ておいたほうがいいように思います。
残念なことに、メリッサが唄う部分は抜けています。
もしかしたら、削除を回避するためその部分をカットしてあるのかもしれません。
おそらくしばらくしたらこれまでと同じように、公式に唄う部分がfullHDで公開されるでしょう。
これに対してNTVのクルーはどんな撮影をし、「世界まる見え」ではどういう風な形で放送されたのだろうか。
突き合わせてみて見てみたいと思うのだが。
===========
_2012/01/03
===========
上のビデオではメリッサの唄う部分がカットされている。
年があけて、調べて直してみました。
ありました。
でもね、瀬戸の花嫁の後ろで女性サンタクロースが踊っているんです。
それも6人もですよ。
どういう理屈なのでしょう。
いかに辻褄を合わせようともイメージがそぐわないですよね。
Programa Raul Gil Especial de Natal Melissa Kuniyoshi Cantando Seto No Hanayome 24 12 2011
● 最後に「ありがとうございます」、かわいいですね。
画像と音声が少しずれて、口パクになっています。
下はメリッサの歌の部分を収録したもの。
こちらは正常に同調しています。
TV SBT_PROGRAMA RAUL GIL_ESPECIAL DE NATAL MELISSA KUNIYOSHI
瀬戸の花嫁
「世界まる見え」の映像が載っていました。
でも歌の部分はありません。
『Uma imagem da MELISSA KUNIYOSHI no programa Sekai Marumie...
● 画面の上部が暗い、ということはテレビ画面を撮影したものか?
』
これは消される可能性は少ない。
というのは、歌の部分が入っていないから。
それに、ブラジル発信のようですから。
でも、早めに見ておいたほうがいいです。
もしも、ということもありますから。
MELISSA KUNIYOSHI Imagens do programa Sekai Marumie
MELISSA KUNIYOSHI Imagens do programa Sekai Marumie parte 2
[付]
このサイトの各項の再生回数は3とか4とか5とか一桁が多いのですが、メリッサについては1月8日現在で「300」となっている。
人気なんですね、この娘。
あまり歌謡に興味のない私自身も期待しているのですから、みなさんもそうなんでしょう。
ちなみに私は「メリッサ・クニヨシ非公式ファンクラブ会員」です。
「非公式ファンクラブ」というのは会員一名限定のファンクラブです。
つまり私だけ。
[注].油断していると次々動画が削除される。
ということは、ユーザーが勝手にコピーして掲載しているということ。
それだけ人気があるということなのだろう。
ちなみに、削除された方の画像のほうが鮮明である。
フィルターでもかけてコピーしているのであろうか。
【追補】
[2012] :Melissa Kuniyoshi:メリッサ・クニヨシ初来日
http://maguro-medama.blogspot.com.au/2012/07/2012_25.html
<まぐろの目玉>
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● メリッサ・クニヨシ
あと一週間である。
来週の月曜日26日。
ボクシングデーでバーゲンのお買い物 ?
いいえ、夜の話。
いよいよ、日本のメデイアに登場する。
将来のスーパースターと噂されているこの人。
「美空ひばりの再来」
とも言われている。
たった一枚のレコードすらも出していない。
でも、そのビデオの再生回数はすべてを集計すると60万回を超える。
その名は「メリッサ・クニヨシ」。
日系オーストラリア人といいたいが、残念ながら日系ブラジル人。
ブラジル人といえばダルビッシュだが、スポーツからエンターテイメントまでと徐々にブラジル人の日本進出が加速している。
さて、その子が出演する本邦初のテレビ番組が「世界まる見え、テレビ特捜部」。
それが26日に放映されるのである。
● 右のウインドウにブラジルの放送が書き込まれている
でもこちらでは、もちろん放送されない。
インターネットでの再生を待つ。
それもYoutubeで。
ネット上の日本語歌謡は3つ。
「永遠の愛が今」、「ハナミズキ」、「瀬戸の花嫁」。
とりあえず、まあどうぞ。
永遠の愛が今
ハナミズキ
瀬戸の花嫁
もし、あなたが日本に居住しているのなら、この娘の日本メデイア初登場の瞬間を目にすることができることになる。
この一瞬は永遠に歌謡史に語り伝えられるかもしれない。
ところで「メリッサ」に漢字を当てると「愛律紗」であろうか「芽立沙」であろうか。
あるいは別の字であろうか。
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_それから_
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26日の夜、メリッサの日本のメデイア初登場がなされたらしい。
今日、27日朝に早速調べてみた。
あった、この記事。
おお、見られる !
と、思ったが希望は潰え去った。
「家政婦のミタ」は第7話は結構長くネット上にあった。
第8話も第9話ももちろん消されてしまったが、消されるまでの僅かな期間で視聴できた。
が、今回はまるでダメ。
同じ日本テレビなのに
メリッサに対するメデイアのガードはすこぶる堅い。
いろいろ検索してみたのだが。
出てきたのは下の記事。
『
TVais テレビ番組情報サイト
http://www.tvais.jp/appear/220203/
プログラマ・ハウル・ジル
番組名:世界まる見え!テレビ特捜部 ( 日本テレビ )
西尾由佳理がブラジルの人はどんな番組が好きか調査した。
すると、プログラマ・ハウル・ジルが人気番組だということが分かった。
この番組では子どもたちが歌やダンスなどパフォーマンスを披露する。
注目を浴びているのはその他一般人で、歌手の「瀬戸の花嫁」を歌っていた。
西尾由佳理は歌好きの日系人が集まる場所へ向かった。
そこでメリッサ・クニヨシは歌手の「ハナミズキ」を歌っていた。
西尾由佳理はメリッサ・クニヨシの自宅を訪れた。
メリッサ・クニヨシは三味線の先生だった祖父の影響で、日本語の歌に興味を持ったという。
その後様々なコンクールで優勝を勝ち取り、歌手やミュージシャンともセッション経験があるという。
練習でよく歌っていたのはミュージシャンの「碧い瞳のエリス」だった。
翌日西尾由佳理はメリッサの学校が終わった後、サンパウロの街中を散策した。
2人は街で人気の寿司店を訪れフルーツを使った寿司を試食した。
数々のドラマなどに出演している俳優や体当たりリポーターとして活躍するタレント、そして一番目立っているのがタレントだった。
』
なんだかよくわからない日本語だが、まあいいだろう。
『
TVais テレビ番組情報サイト
http://www.tvais.jp/html/2011_12_26/it_9162510/
瀬戸の花嫁のテレビ情報
放送日時:2011/12/26(月) 19:00 テレビ番組:
世界まる見え!テレビ特捜部 (日本テレビ) コーナー: 元気な国ブラジルのTV事情
スタッフにメリッサ・クニヨシの母親から連絡があり、SBT局でメリッサの特番の収録があるという。
番組はテレビ界の重鎮ハウル・ジルのもので、西尾由佳理はハウル・ジルと会うことが出来た。
西尾由佳理は収録スタジオを訪れた。
本番が始まるとハウル・ジルが突然ステージに西尾由佳理を呼び寄せた。
ハウル・ジルは西尾由佳理にキスをしていた。
メリッサ・クニヨシがステージに登場し、「瀬戸の花嫁」を披露した。
』
出てきました。
12月30日の朝、「メリッサ非公式スポンサー」がアップロードしてくれたもの。
これは
『
Program Raul Gil
http://www.sbt.com.br/raulgil/
』
というブラジルの番組。
よって、日本で放送された「世界まる見え」とは違う。
果たしてこの映像、テレビ局によって「世界まる見え」のように削除されることはないのでしょうか。
可能性はありますので、早めに見ておいたほうがいいように思います。
残念なことに、メリッサが唄う部分は抜けています。
もしかしたら、削除を回避するためその部分をカットしてあるのかもしれません。
おそらくしばらくしたらこれまでと同じように、公式に唄う部分がfullHDで公開されるでしょう。
これに対してNTVのクルーはどんな撮影をし、「世界まる見え」ではどういう風な形で放送されたのだろうか。
突き合わせてみて見てみたいと思うのだが。
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_2012/01/03
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上のビデオではメリッサの唄う部分がカットされている。
年があけて、調べて直してみました。
ありました。
でもね、瀬戸の花嫁の後ろで女性サンタクロースが踊っているんです。
それも6人もですよ。
どういう理屈なのでしょう。
いかに辻褄を合わせようともイメージがそぐわないですよね。
Programa Raul Gil Especial de Natal Melissa Kuniyoshi Cantando Seto No Hanayome 24 12 2011
● 最後に「ありがとうございます」、かわいいですね。
画像と音声が少しずれて、口パクになっています。
下はメリッサの歌の部分を収録したもの。
こちらは正常に同調しています。
TV SBT_PROGRAMA RAUL GIL_ESPECIAL DE NATAL MELISSA KUNIYOSHI
瀬戸の花嫁
「世界まる見え」の映像が載っていました。
でも歌の部分はありません。
『Uma imagem da MELISSA KUNIYOSHI no programa Sekai Marumie...
● 画面の上部が暗い、ということはテレビ画面を撮影したものか?
』
これは消される可能性は少ない。
というのは、歌の部分が入っていないから。
それに、ブラジル発信のようですから。
でも、早めに見ておいたほうがいいです。
もしも、ということもありますから。
MELISSA KUNIYOSHI Imagens do programa Sekai Marumie
MELISSA KUNIYOSHI Imagens do programa Sekai Marumie parte 2
[付]
このサイトの各項の再生回数は3とか4とか5とか一桁が多いのですが、メリッサについては1月8日現在で「300」となっている。
人気なんですね、この娘。
あまり歌謡に興味のない私自身も期待しているのですから、みなさんもそうなんでしょう。
ちなみに私は「メリッサ・クニヨシ非公式ファンクラブ会員」です。
「非公式ファンクラブ」というのは会員一名限定のファンクラブです。
つまり私だけ。
[注].油断していると次々動画が削除される。
ということは、ユーザーが勝手にコピーして掲載しているということ。
それだけ人気があるということなのだろう。
ちなみに、削除された方の画像のほうが鮮明である。
フィルターでもかけてコピーしているのであろうか。
【追補】
[2012] :Melissa Kuniyoshi:メリッサ・クニヨシ初来日
http://maguro-medama.blogspot.com.au/2012/07/2012_25.html
<まぐろの目玉>
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