● ゴーゴーマート前の駐車場:クイナはこの奥に消えていった。
先ほど買い物にいった。
場所はハーバータウンのゴーゴーマート。
車を駐車スペースに入れたら、目の前の花壇の中を、なんとナンヨウクイナが歩いている。
車のポケットからカメラを取り出したが、すでに遅し、クイナは奥へ消えていった。
天気なら花壇の中を追いかけるのであるが、曇ときどき小雨の雨模様ではちょっと花壇に踏み込む気にはならない。
でもなんで、ここにクイナがいるの。
この花壇、数十mもいけばなくなってしまう花壇だ。
本当に単なる花壇だ。
なぜ、そんなところにクイナがいる !
● 付近のビデオを撮ってきました。
映像の頭に出てくる建物が「GOGOMART」。
向こうの奥に見える青い看板がリゾートのもの。
看板の後ろに観光用のリゾートがある。
そしてこのリゾートの敷地の反対側はビゲラクリークに面している。
おそらく、ここから上がったクイナがリゾートを横切って、この何ら変哲もない商業地の花壇に入り込んだのではないかと思うのだが。
クリークとこの花壇の距離は200mくらいはある。
そしてこのリゾートの敷地の反対側はビゲラクリークに面している。
おそらく、ここから上がったクイナがリゾートを横切って、この何ら変哲もない商業地の花壇に入り込んだのではないかと思うのだが。
クリークとこの花壇の距離は200mくらいはある。
道路はゴールドコーストハイウエイである。
クイナといえば日本では「ヤンバルクイナ」が有名。
ほぼ絶滅に近い種。
ここのクイナは「ナンヨウクイナ」
クイナ種にはクイナとバンがある。
「熱帯鷭:ネッタイバン」がバン、
「南洋水鶏:ナンヨウクイナ」がクイナ。
そしてこの中間にいい加減につけた名前としかどうしても思われない
「鷭水鶏:バンクイナ」がいる。
また、クイナ系だと思うが
「青鶏:セイケイ」という鳥がいる。
この4種のうち、ナンヨウクイナをのぞいた3種ば、アッシュモアのゴールドコースト・ボタニックガーデンでたやすく見ることができます。
しかし、ナンヨウクイナだけは残念ながら、簡単にはお目にかかることはありません。
おそらく、この鳥に出会った方はここに住む日本人でもごくマレにしかいないのではないでしょうか。
見たとしても確認する前に消えていると思います。
そのくらいに出会いにくい鳥。
「クイナは運次第」とも言われています。
といっても、ヤンバルクイナのように個体数が圧倒的に少ないということではアリません。
ビゲラクリークにも上流域、中流域、下流域の3箇所に生息しています。
● 上流域のクイナ:道路はオルセン・アベニュー
左はゲラクリークで、ここでクリークは終わります。
もちろん個体数はネッタイバンやバンクイナと比べるとはるかに少ないです。
出会わない最大の理由は、
この鳥ものすごく警戒心が強い。
人影をみたらすぐに草むらに隠れる。
よって隠れる草むらから遠く離れることはない。
カメラのスイッチを入れている間に姿を消してしまう。
目ではクイナかどうか確認できないほど遠くにあって、もしかしたらクイナかもしれないと思ったらそこで動かずに写真を撮ることである。
もう少し近づいてなどと思ったら、まず逃げられる。
またこの鳥、空を飛ばない。
飛べるのだが、非常に低く飛ぶ。
せいぜい水面から1mくらいの高さである。
そして、水面の上しか飛ばない。
よって距離は最大で数十mくらい。
ちなみにヤンバルクイナは飛べない。
そのために、個体数が急激に減少している。
最後にもう一つ。
この鳥、泳がない。
というより、泳いだところを見たことがない。
もしかしたら泳げるのかもしれないが、見たことがない。
泳ぐかわりに飛ぶことでクリークを横断している。
クリークの幅はせいぜい10mくらいが最大である。
● 下流のクイナ:おそらくゴーゴーマートのクイナはこのファミリーではないかと思うのだが
カモなら水に逃げるからわかる。
空飛ぶ鳥は飛んでいる姿をみることができるからわかる。
この鳥、草むらに隠れてしまうのでなかなか目での確認が難しい。
クイナをみたら、もう絶対に動かない。
動いたらまちがいなく逃げられる。
そして、「こっちこい、こっちこい」とオマジナイをかける。
そうやって撮ったのが上のビデオです。
でもやはりオーストラリアは広い。
ほとんど警戒心のないナンヨウクイナもいるようです。
場所はグリーン島というところ。
人がみていても恐れず、エサを催促するそうです。
「ところ変われば、クイナも変わる」といったことのようです。
でもここではクイナのみならず、すべての鳥から警戒心が欠落してしまっているようです。
きっとここではガラパゴス進化が起こったのでしょう。
そのためか、ここのクイナは飛べないようです。
ちなみにグリーン島とはグレートバリアリーフにある島でスキューバダイビングの基地になっている島です。
● グリーン島
アレ、グリーンアイランドって「ハンターⅩハンター」に出てくる島でなかったろうか。
検索してみる。
やっぱりそうでした。
でもクイナには関係ありません。
なを、ゴールドコーストのナンヨウクイナですが、
ボタニックガーデンにもクーンババ保護地にもいます。
ということは、けっこうそこそこにいるということでしょう。
でも、出会えません。
もしクイナを目視できるようになったら、あなたはもういっぱしのゴールドコースターになれます。
Wikipediaから。
『
● ナンヨウクイナ
ナンヨウクイナ(南洋水鶏、学名:Rallus philippensis) は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。
本種をニュージーランドクイナ属(Gallirallus)に分類する説もある。
フィリピンからパプア・ニューギニアにかけてのインド洋東部と南西太平洋の島嶼と、オーストラリア、ニュージーランドに分布する。
体長30-38cm。頭頂部は褐色で、眉斑は灰色、通眼線は褐色、頬と喉から前頸は灰色である。
後頸は褐色で、背中と雨覆は黒と緑色がかった褐色の縞状になっており、白い斑点が入る。体の下面は白色と黒色の縞模様になっていて、胸に薄い赤褐色の帯が入る。虹彩は赤色、嘴は赤色か赤みがかった茶色で、脚は淡い灰褐色である。
マングローブ林、低地の湿地や沼地に生息するほか、標高3400mの高地の岩場や草地に生息する亜種もいる。
あまり飛翔することはなく、危険を察知すると素早く走って逃げる。
完全に飛翔力を失った亜種もいる。
植物の葉や種子、昆虫類、小型の無脊椎動物などを食べる。
オーストラリアでの繁殖期は9-3月で、期間内に2回繁殖することも多い。
アシ原や茂みの中に営巣し、1腹5-9個の卵を産む。
抱卵日数は19-22日で、雌雄共同で抱卵する。
生息地の一部では、開発による生息環境の破壊や人間が持ち込んだネコやネズミ、ブタによる食害により生息数が減少している。
絶滅した亜種もいる。
』
<まぐろの目玉>
_
クイナといえば日本では「ヤンバルクイナ」が有名。
ほぼ絶滅に近い種。
ここのクイナは「ナンヨウクイナ」
クイナ種にはクイナとバンがある。
「熱帯鷭:ネッタイバン」がバン、
「南洋水鶏:ナンヨウクイナ」がクイナ。
そしてこの中間にいい加減につけた名前としかどうしても思われない
「鷭水鶏:バンクイナ」がいる。
また、クイナ系だと思うが
「青鶏:セイケイ」という鳥がいる。
この4種のうち、ナンヨウクイナをのぞいた3種ば、アッシュモアのゴールドコースト・ボタニックガーデンでたやすく見ることができます。
しかし、ナンヨウクイナだけは残念ながら、簡単にはお目にかかることはありません。
おそらく、この鳥に出会った方はここに住む日本人でもごくマレにしかいないのではないでしょうか。
見たとしても確認する前に消えていると思います。
そのくらいに出会いにくい鳥。
「クイナは運次第」とも言われています。
といっても、ヤンバルクイナのように個体数が圧倒的に少ないということではアリません。
ビゲラクリークにも上流域、中流域、下流域の3箇所に生息しています。
● 上流域のクイナ:道路はオルセン・アベニュー
左はゲラクリークで、ここでクリークは終わります。
もちろん個体数はネッタイバンやバンクイナと比べるとはるかに少ないです。
出会わない最大の理由は、
この鳥ものすごく警戒心が強い。
人影をみたらすぐに草むらに隠れる。
よって隠れる草むらから遠く離れることはない。
カメラのスイッチを入れている間に姿を消してしまう。
目ではクイナかどうか確認できないほど遠くにあって、もしかしたらクイナかもしれないと思ったらそこで動かずに写真を撮ることである。
もう少し近づいてなどと思ったら、まず逃げられる。
またこの鳥、空を飛ばない。
飛べるのだが、非常に低く飛ぶ。
せいぜい水面から1mくらいの高さである。
そして、水面の上しか飛ばない。
よって距離は最大で数十mくらい。
ちなみにヤンバルクイナは飛べない。
そのために、個体数が急激に減少している。
最後にもう一つ。
この鳥、泳がない。
というより、泳いだところを見たことがない。
もしかしたら泳げるのかもしれないが、見たことがない。
泳ぐかわりに飛ぶことでクリークを横断している。
クリークの幅はせいぜい10mくらいが最大である。
● 下流のクイナ:おそらくゴーゴーマートのクイナはこのファミリーではないかと思うのだが
カモなら水に逃げるからわかる。
空飛ぶ鳥は飛んでいる姿をみることができるからわかる。
この鳥、草むらに隠れてしまうのでなかなか目での確認が難しい。
クイナをみたら、もう絶対に動かない。
動いたらまちがいなく逃げられる。
そして、「こっちこい、こっちこい」とオマジナイをかける。
そうやって撮ったのが上のビデオです。
でもやはりオーストラリアは広い。
ほとんど警戒心のないナンヨウクイナもいるようです。
場所はグリーン島というところ。
人がみていても恐れず、エサを催促するそうです。
「ところ変われば、クイナも変わる」といったことのようです。
でもここではクイナのみならず、すべての鳥から警戒心が欠落してしまっているようです。
きっとここではガラパゴス進化が起こったのでしょう。
そのためか、ここのクイナは飛べないようです。
ちなみにグリーン島とはグレートバリアリーフにある島でスキューバダイビングの基地になっている島です。
● グリーン島
アレ、グリーンアイランドって「ハンターⅩハンター」に出てくる島でなかったろうか。
検索してみる。
やっぱりそうでした。
でもクイナには関係ありません。
なを、ゴールドコーストのナンヨウクイナですが、
ボタニックガーデンにもクーンババ保護地にもいます。
ということは、けっこうそこそこにいるということでしょう。
でも、出会えません。
もしクイナを目視できるようになったら、あなたはもういっぱしのゴールドコースターになれます。
Wikipediaから。
『
● ナンヨウクイナ
ナンヨウクイナ(南洋水鶏、学名:Rallus philippensis) は、ツル目クイナ科に分類される鳥類の一種である。
本種をニュージーランドクイナ属(Gallirallus)に分類する説もある。
フィリピンからパプア・ニューギニアにかけてのインド洋東部と南西太平洋の島嶼と、オーストラリア、ニュージーランドに分布する。
体長30-38cm。頭頂部は褐色で、眉斑は灰色、通眼線は褐色、頬と喉から前頸は灰色である。
後頸は褐色で、背中と雨覆は黒と緑色がかった褐色の縞状になっており、白い斑点が入る。体の下面は白色と黒色の縞模様になっていて、胸に薄い赤褐色の帯が入る。虹彩は赤色、嘴は赤色か赤みがかった茶色で、脚は淡い灰褐色である。
マングローブ林、低地の湿地や沼地に生息するほか、標高3400mの高地の岩場や草地に生息する亜種もいる。
あまり飛翔することはなく、危険を察知すると素早く走って逃げる。
完全に飛翔力を失った亜種もいる。
植物の葉や種子、昆虫類、小型の無脊椎動物などを食べる。
オーストラリアでの繁殖期は9-3月で、期間内に2回繁殖することも多い。
アシ原や茂みの中に営巣し、1腹5-9個の卵を産む。
抱卵日数は19-22日で、雌雄共同で抱卵する。
生息地の一部では、開発による生息環境の破壊や人間が持ち込んだネコやネズミ、ブタによる食害により生息数が減少している。
絶滅した亜種もいる。
』
<まぐろの目玉>
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