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● Honda CR-Z スポーツ
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NICHIGO ONLINE 2011年12月6日
http://nichigopress.jp/ausnews/businessnews/31893/
ホンダ、天災の被害からの回復計画
オーストラリア市場シェア縮小に危機感
日本国内の地震と津波、タイでの洪水など、ホンダの自動車工場は甚大な損害をこうむり、製造と供給が滞ったことから売上も減少、オーストラリア市場ではシェアも縮小した。
12月6日、ホンダ・オーストラリア社は、災害の1年を脱し、オーストラリア市場のシェアを回復するプランを発表した。
東北のホンダ工場は津波のため、6か月にわたり操業を停止し、同社の研究開発プラントも災害で甚大な被害を受けていた。
さらに、最近のタイの水害でもホンダ工場が被害を受けた。
もともとオーストラリアに輸入されるホンダ車の80%は、タイから運ばれてきているが、それが完全にストップしてしまった。
今年、国内自動車市場は2%の減少だったが、ホンダ車の販売台数は25%減少している。
今年末までにホンダは3万台を売る見込みだが、国内総販売台数は2%落ち込み100万台程度になると予想されている。
このところの災害は、世界金融危機の直後に襲っており、市場にとっては泣き面に蜂というところだった。
12月6日、ホンダ・オーストラリア社の新役員に就任した営業・マーケティング担当ジェネラル・マネージャのスティーブン・コリンズ氏は、短中期的な回復プランを発表、回復の旗頭として、世界初の
6速マニュアル・トランスミッションを搭載したハイブリッド車と宣伝している
「CR-Z」
を前面に打ち出している。
また、豪市場での回復プランを迅速に行動に移すとしており、
* 自動車供給元を特に日本国内で探す。
* アコード・ユーロを含め、豪市場内で日本製の車種の販売量を増やす。
* 厳しい時期には豪国内ディーラーのネットワークを保護育成する。
* 消費者への供給とサービスに極力支障がないようにする
などを挙げており、年間販売台数を今後3年間で6万台にまで引き上げたいとしている。(AAP)
』
スポーツカーだが、エンジンは1.5リッター、燃費はリッター20km上とある。
「
エンジン LEA型:1.5L 直4 4バルブ i-VTEC
燃費 CVT:22.8km/L
MT:20.6km/L(JC08モード)
」
最近、ホンダの車を見る機会が少なくなった。
目につくのは「JAZZ」ぐらいである。
それに反比例して頑張っているのがヒュンダイとKIAである。
量販車ならいまはヒュンダイだろうと思う。
ただ、大型車としてのヒュンダイはちょっとステイタスに欠ける。
それなら、中型でもカムリのほうがいい。
フォードとの提携が解消されたマツダはどうかというと、民族系になったもののこれも頑張っている。
少なくともホンダより頻繁に見かける。
今はトヨタに乗っているが、次はマツダにしようかなと思っているくらいである。
ヒュンダイとマツダとならぶとやはり日本人のせいか、マツダを選ぶことになる。
ちなみに、日本人でヒュンダイを乗っている人をみたことがない。
三菱はもともとここでは大メーカーであり、お気軽に走っている。
ニッサンはというと、そこそこといったところで、あまり日本人は乗っていないようだ。
ちょっと食指が動かない。
そういえばトヨタのカムリをアメリカから韓国に輸出するらしい。
カムリは世界ですこぶる安定した知名度を持つ車。
何しろ、こちらに住む韓国のお金持ちはベンツかBMWのヨーロッパ車を好む。
ランクが下がると当然愛国心でヒュンダイに乗る、と思うがどういうわけかカムリがいいという。
そして、我が家クラスの庶民はヒュンダイ・ゲッツ(Getz)を選ぶかというと、我が家と同じようにトヨタ・ヤリス(ビッツ)に乗る。
『
CNN ニュース 2011.12.06 Tue posted at: 16:38 JST
http://www.cnn.co.jp/business/30004833.html
トヨタ、韓国向け主力乗用車輸出を米国から FTA活用
(CNNMoney) トヨタ自動車は5日、来年1月から米国で生産する主力車種「カムリ」を韓国へ輸出すると発表した。
まずは年間6000台を輸出する。来年発効される米韓自由貿易協定(FTA)を活用する。
トヨタにとってカムリは米国市場の主力車種だ。
ここ14年間のうち13年間、米国で最も売れた車種がカムリだった。
トヨタは、米国から韓国への輸出について、円高の影響を考慮すると、日本から輸出するよりもコスト効率が良くなると説明している。
カムリはケンタッキー州ジョージタウンの工場で製造される。同工場は7000人の従業員を擁し、トヨタの海外工場としては最大。
米国で製造した車両を日本以外の国へ輸出するのは、トヨタにとって今回が初めてではない。
同社は1988年以降、米国からの輸出を拡大しており、今では約10万台を19カ国へ送り出している。
トヨタはまた、大型セダン「アバロン」やスポーツ用多目的車(SUV)「セコイア」なども輸出しており、同社は年間150万台を、米国とカナダ、メキシコの工場で製造している。
』
『
2011年12月06日15時04分 [ⓒ 中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/209/146209.html?servcode=300§code=320
トヨタ「米国で生産のカムリ、韓国に来年6000台輸出」
日本トヨタ自動車が来年1月から米国現地で組み立てたセダンのカムリを年間6000台ずつ韓国に輸出する。
米国で製造したカムリが北米以外の地域に輸出されるのは今回が初めて。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)は6日、
「韓国に輸出されるカムリは米ケンタッキー州ジョージタウン工場で製造される。
ここは職員7000人が勤務するトヨタの最大海外生産基地」
と伝えた。
トヨタは
「最近の韓米FTA批准と円高のため、米国産カムリを韓国に輸出するのがコスト面で効果的」
と説明した。
』
ホンダはオーストラリアで巻き返せるか、
あるいはFTAでオープンになってしまった韓国市場を外国車が食い荒らしてしまうことになるのか、
アメリカ車と並んで東京モーターショーに出品する技術力を欠いた韓国車はいかになるのか。
でもオーストラリアでは当分、ヒュンダイ車が幅を利かすことでしょう。
「ドッツッドッツドー」という腹の底に響くエンジン振動を体感できないスポーツカーなんて、何の役に立つのか、
といった感想が出てくるのではないでしょうか。
ガソリンを食っても、やはりスポーツカーはスポーツカーらしくないと、何でスポーツカーに乗るのか、という理由がなくなってしまうことになる。
<まぐろの目玉>
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